このページは、燻製の初心者向きのお話になります。
お伝えするテーマは、「おすすめ道具」「チップ」「食材」などです。
これってどうなんだろう~?など選び方を参考にしたい人は、どうぞご覧ください。
燻製の初心者向き!おすすめ道具
初心者が使う道具は、なるべくストレスを感じることなく、簡単に使えるものが良いですよね。
燻製器を材質で選ぶなら、「鉄製」がおすすめです。
そのポイントは、「熱伝導率が高い」「強火に強い」「割れない」「洗いやすい」です。
家庭の調理鍋の形に近い、次の2つは、初心者にもやさしい燻製器です。
(1)ベルモント(Belmont)鉄製燻製鍋H-027
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こちらの燻製鍋は、アウトドア用品を専門に扱うベルモントが開発したものです。
別売りの温度計を差し込んで、燻製には重要な温度測定ができます。
(2)(イシガキ産業)IH対応鉄人鍋 6199-055
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イシガキ産業は、家庭用の調理器具を展開している企業です。
電子レンジや魚焼きグリルなどを製造しています。
こちらの「鉄人鍋」は、IHクッキングヒーターを使っている家庭におすすめです。
燻製初心者におすすめのチップ
まったく初めて燻製をする人には、クセのない燻製チップから使うことをおすすめします。
香りが強いチップで燻製すると、初めての人は食べたくなくなる心配もあるからです。
そのようなポイントで選ぶのであれば、「なら」と「クルミ」の燻製チップが良いでしょう。
◎「なら」
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「なら」は、ブナ科落葉性の広葉樹の総称です。
チップとしての特徴は、色つきが良さと香りのやさしさがポイントになります。
チーズに色づけが簡単にできるので、初挑戦の達成感を得やすいですよ。
食材としては、魚介類にも向いています。
◎「クルミ」
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「クルミ」は、幅広い食材にマッチする万能タイプ。
スッキリとした香りで、色のつき方もやわらかめです。
豚肉、鶏肉、魚介、チーズ、練物などに使えます。
牛肉に使うにはアクセントが弱いです。
◎ 肉類を燻製したい場合は!
肉付きだから、どうしても肉を燻製したい。
そんな人には、もっとも使われている「サクラ」をお試しください。
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燻製の初心者におすすめの食材
初心者は、手間がかからない食材を選びしょう。
肉や魚は下ごしらえや味付け、乾燥など、事前に準備をする必要があります。
ですから、加工されている食品を燻製してコツを覚えてください。
チーズや練り物など、そのままでも食べれられる食材から始めましょう。
チーズは、プロセスチーズ。
雪印の「6Pチーズ」やQ・B・Bの「ベビーチーズ」は、燻製の入門のための商品とも言えます。
色づけ程度の燻製でOKです。
練り物では、かまぼこ、笹かまぼこ、はんぺん、ちくわ、かにかま、チーかまなどは燻製に挑戦しやすいですよ。
その他では、ソーセージ、ウインナー、フランクフルト、魚肉ソーセージなどの燻製は食べごたえもあります。
おつまみの「乾き物」もやってみてください。
チー鱈、さきいか、貝ヒモ、サラミ、ビーフジャーキーの燻製は晩酌にどうぞ。
肉の燻製を食べたいなら、コンビニで売っているサラダチキンがおすすめ!
下ごしらえも味付けも必要ないので、初心者でも簡単に燻製することができます。
燻製初心者!自宅でやる場合に注意したいこと
燻製を始めるときは、燻製の煙で近所の人たちに迷惑をかけないようにしましょう。
自分の部屋に煙を充満させたくないからと言って、ベランダで燻製を始めるのはNGです。
隣の家が洗濯物をほしていると、洗濯物に煙汚れやニオイが染み込んでしまう心配があります。
換気扇を作動させて、キッチンで燻製をしてください。
まとめ
時間と手間をかける燻製は、熟練者の楽しみ方です。
料理が上手な人は、食べること以上に作ることに全力を注ぎます。
燻製を初めてするということは、初めて料理をするようなものですから、時間と手間をかからない食材から始めましょう。
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