今回のテーマは、雨戸の代わりになるものです。
台風にそなえて窓ガラスが割れないように、あるいは割れても飛び散らないようにするための対策のお話になります。
どうぞ、ご覧ください。
雨戸の代わりになるもの!
雨戸の代わりになるものを準備するときのポイントは、外からの衝撃対策と内側へのガラスの飛散対策です。
両方できればベストですよね。
それで、もっとも多くの人が考えるのは、テープを貼る方法ではないでしょうか。
そのとき注意したいのは、テープを窓ガラスに貼っても、ガラスが割れないわけではないということです。
テープを貼るのは、ガラスが飛び散らないようにするというのが最大の目的です。
テープを貼っていない状態だとどうなるか?
物が当たらなくても風で強く揺れるだけで割れる場合があります。
その様子は、ガラス屋さんだと思われる方の「実験」が話題になりました。
動画がアップされているものは、Twitterで拡散されています。
こちらですね。
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誤解されるのが怖くなったので、工場で実際にガラス割ってきました!
米テープを貼ると割れないわけではありません。割れた後、振動や風で飛びにくくなるんです。二次災害の予防に効果があると認識していただければと思います。#台風 #養生テープ pic.twitter.com/F3n75pqiDv— 岩井 達也 ガラス屋の5代目 (@iwai_5daime) October 10, 2019
ご覧の通り、雨戸の代わりになるものとして、「強風による内側へのガラスの飛散対策」には、養生テープでも貼っていないよりかは良い!ということです。
窓ガラスへのテープの貼り方もTwitterで見つけましたので、ぜひ参考にしてください。
テープはクロスさせるだけではなくて、「米」印になるような形にして、さらに周囲にもテープを貼ります。
あとでもお伝えしますが、「天野勢津子(イラストレーター×ライター)」さんのTwitterにもありますように、ガラスにダンボールを貼るとさらに強化できますよ。
使用するテープについて!
養生テープでは粘着力が弱いということで、布テープを使う人も多いです。
また、キレイに剥がしにくいということで、敬遠されがちなクラフトタイプのガムテープをガラスに貼る場合は、「シールはがしスプレー」を用意しておくと良いですよ。
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貼るという対策方法では、「ガラス飛散防止フィルム」「防犯フィルム」「プライバシーフィルム」などでも、「雨戸の代わりになるもの」として使えます。
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さらにガラス飛散防止を強化するには、ダンボール、プチプチ、板、プラダン、スチレンボードなどをホームセンターから調達しておくと安心です。
使えるのもは何でも使いましょう!
レジャーシート、ブルーシート、ゴミ袋、ラップなどもテープで貼り付けることができます。
家にあるものは何でも応用してください。
畳とタンスで対策!
いざとなれば、畳を立ててタンスで固定するという緊急対策方法もあります。
カーテンと突っ張り棒
カーテンが開かないように、大きなピンチ(洗濯バサミ)で真ん中を固定しておくだけでもガラスが飛散するのを防止することはできます。
さらに突っ張り棒をカーテンの室内側に取り付けて、カーテンが飛び散ったガラスを受け止める力を強めましょう。
外からの衝撃対策では、次のようにされている方もいらっしゃいました。
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https://twitter.com/mikuhayato/status/1182499204930789377?s=20
リフォームしておくことが可能なら、「室内雨戸」を取り付ける方法もあります。
人気なのは、防犯雨戸としても活躍する「セフティルーバー」。
イメージは、しっかりと固定されたブラインドという感じです。
普段の生活でも、窓を開けたまま外の風を取り入れることができます。
ネットで探すときは、「室内タイプのエコ雨戸」で検索してみてください。
まとめ
テープを貼るときはクロスさせるだけではなくて、「米」印になるような形にして貼ったあと、さらに窓ガラスの周囲にもテープを貼りましょう。
ガラス飛散防止を強化するには、レジャーシート、ブルーシート、ゴミ袋、ラップなどもテープで貼り付けてください。
使えるのものは何でも使いましょう!
ホームセンターから、ダンボール、プチプチ、板、プラダン、スチレンボードなどを調達しておくと安心です。
カーテンが開かないように、大きなピンチ(洗濯バサミ)で真ん中を固定しておくだけでも、ある程度はガラスが飛散するのを防止することはできます。
緊急時には、できる限りのことはやっておいたほうが良いですよ。
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