神棚のしめ縄を一年中飾る伊勢と正月飾りはいつまでするのか

今回の話題は、神棚のしめ縄です。

伊勢では他の地域と違って、しめ縄を一年中飾る風習があります。

一般的には正月飾りで神棚のしめ縄を準備します。

このページでは、「神棚のしめ縄を一年中飾る伊勢のお話」と

「神棚の正月飾りはいつまでするのかについて」に分けてお伝えします。







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神棚のしめ縄を一年中飾る伊勢のお話

日本のお正月には、玄関、門口などにしめ縄を飾る風習がありますね。

これは、歳神様を迎えるためです。

伊勢では、お正月だけではなく一年中飾られています。
その理由は、「蘇民将来子孫家門」の伝説にあります。

— 「蘇民将来子孫家門」の伝説

「蘇民将来子孫家門」の伝説は、巨旦将来(こたんしょうらい)と
蘇民将来(そみんしょうらい)という兄弟のお話です。

弟の巨旦将来は、裕福でした。

一方、兄の蘇民将来は貧しい生活をしていました。

ここから、二人の行動の違いに注目です。

そのような二人が住んでいる地域に、須佐之男命(スサノオノミコト)が
旅で訪れます。夕暮れになって、宿泊するところがありませんでした。

須佐之男命は、はじめに巨旦将来にお願いをします。
しかし、巨旦将来は断ってしまいます。

その次に、須佐之男命は蘇民将来にお願いをします。

すると、貧しい暮らしでありながら蘇民将来はできる限りのもてなしを
したのです。

蘇民将来に恩を感じた須佐之男命は、「後の世に疫病あらば、蘇民将来の
子孫と云いて、その茅の輪を腰に付けたる者は、難を逃れるであろう」と
告げたのです。

「須佐之男命から茅の輪をいただいた蘇民家は代々栄えるようになった」、
これが「蘇民将来子孫家門」の伝説です。

このお話に習って、伊勢では「蘇民将来子孫家門」の護り札をしめ縄に付けて、
一年中門口に飾りるようになったのだそうです。

– ごぼう注連(じめ)の向きの伊勢の特徴

しめ縄の種類の1つに、ごぼう注連(じめ)があります。

これにも伊勢の特徴があります。

一般的には、ごぼう注連の太いほうが向かって右側になります。

伊勢神宮のある三重県伊勢地方では、逆向きに飾られます。

— しめ縄、しめ飾りの意味

しめ縄、しめ飾りの意味を整理しておきます。

しめ縄は、神の領域と現世を隔てる結界となります。
不浄なものが入らないようにする役目があります。

しめ縄につけるしめ飾りで飾るものには、それぞれに意味があります。

* 「紙垂」(かみしで/しで)は、神様の降臨を表します。
* 「裏白」は、清廉潔白を表します。
* 「譲り葉」は、家系を譲って子孫繁栄を願うという意味が込め
られています。
* 「橙」は、代々栄えるよう願うという意味が込められています。


神棚の正月飾りはいつまでするのかについて

神棚の正月飾りには、神饌(しんせん)、榊(さかき)、鏡餅
(かがみもち)、しめ縄
があります。

これらを準備する時期と、いつまで飾るのかについてお伝えして
いきます。

準備する時期は、お正月を迎える前が基本です。

歳神様を迎える準備となります。

注意しなければいけないのは、ふさわしくない日があることです。

それは、29日と31日です。
29日は「二重苦」で縁起が悪く、31日は一夜飾りとなるからです。
一夜飾りは、神様に対して失礼だということです。

昔は、12月13日のすす払いが終わり、年神様をお迎えするのにふさわ
しい場になってから飾る風習があったそうです。

今で言うなら、大掃除をしてからということになるでしょうか。
それに加えて、クリスマスが過ぎてからになっているのが現状です。

いつまで飾るのかは、「松の内」の期間までです。
一般的には、1月7日にとり外します。
地方によっては10日、15日のところもあります。

まとめ

今回は、神棚にしめ縄を飾る期間についてお伝えしました。

調べてみると、伊勢には特有のしめ縄文化があることがわかりました。

一般的には、「松の内」の期間までとなっています。

地方によっての違いは、それそれのお住まいの地域の「松の内」の期間の
通りにしてください。

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