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暴風と強風の警報その違いは?強さの基準や注意点を知りたい!

暴風と強風の警報その違い 暮らしと生活

今回は、暴風と強風の警報についてお伝えします。

違いを知りたい!という疑問に答えるような形でお話を進めていきます。

身近なところでは、学校など休みになるのはどのくらいか?という関心もありますよね。

緊急事態としては、外出はどのくらいで危険かなども気になる。

という深刻な心配もあります。

定義みたいなものを扱いますので、「気象庁のサイト」からの情報がメインとなります。

少しばかりむずかしい用語もでてきますが、なるべく「知りたい」ところをポイントにしましたので、どうぞ言葉を確かめるようにご覧ください。

暴風と強風の警報!その違いは?強さの基準や注意点を知りたい!

気象庁のサイトには、「予報用語」のページがあります。

ここには、特別警報、警報、注意報、気象情報などの予報用語と、それぞれの定義となる説明があります。

今回のテーマとしている「暴風、強風、警報」に関連するところをメインにして引用してみました。

 

* 特別警報

▼ 引用

予想される現象が特に異常であるため重大な災害の起こるおそれが著しく大きい場合に、その旨を示して行う警報。気象、地面現象、高潮、波浪の特別警報がある。

気象特別警報には暴風、暴風雪、大雨、大雪の特別警報がある。

2019年10月23日現在
「気象庁|予報用語 特別警報、警報、注意報、気象情報」のページより

 


これを見ると、暴風は気象特別警報の中に入るようですね。

 

暴風と強風いうキーワードで確認していくと、「暴風特別警報」「暴風警報」「強風注意報」の3つがありました。

参考までに、雨、洪水、浸水、高潮、波浪などは別の説明があります。

それでは、基準はどのようになっているのか?

 

「暴風特別警報」の基準


気象等に関する特別警報の発表基準を参考にすると、次のようにまとめることができます。

数十年に一度の強度の台風や同程度の温帯低気圧により暴風が吹くと予想された場合。

2019年10月23日現在
「特別警報の発表基準について」のページを参考

数値による説明や被害のレベルを想定した説明は、「特別警報の発表基準について」ではありませんでした。

 

「暴風警報」の基準

「暴風警報」の基準については、「特別警報の発表基準」のようなものはないようです。

「気象庁|予報用語 特別警報、警報、注意報、気象情報」のページの備考には、運用基準についての説明があります。

 

平均風速がおおむね20m/sを超える場合(地方により基準値が異なる)。

発表基準と運用基準の違いは不明です。

私たちの生活においては、同じようなものとして考えても良さそうです。

 

「強風注意報」の基準

「強風注意報」の運用基準は次の通りです。

平均風速がおおむね10m/sを超える場合(地方により基準値が異なる)。

 

「暴風警報」の基準と「強風注意報」の違いは、数値によって示されていますね。

 

— 気象観測ガイドブックより

調べていると、風の強さを示すガイドがありました。

サイトは、こちら!

「気象庁 | 気象観測ガイドブック

気象観測ガイドブックのpdf版に、「ビューフォート風力階級表」というのがあります。

気象観測ガイドブックでは、12段階(0~11)に強さを分けています。

もともとは、Wikipedia情報によると、1964年に世界気象機関(WMO)の風力の標準尺度に採用されたものらしいです。

気象庁のものは世界気象機関(WMO)のものを翻訳されたもので、どちらも同じものです。

Wikipediaに掲載されている「ビューフォート風力階級表」では、13段階(0~12)の風の強さを表すと名前と説明がありました。

 

その中で、風力階級の「7」は「強風」、風力階級の「11」は「暴風」となっています。

風力階級の「7」の「強風」

陸上の様子

『大きな木の全体が揺れ、風に向かって歩きにくい』

海上の様子

『波頭が砕けて白い泡が風に吹き流される。』

風力階級の「11」は「暴風」

陸上の様子

『めったに起こらない。広い範囲の被害を伴う。』

海上の様子

『山のような大波。海面は白い泡ですっかり覆われる。波頭は風に吹き飛ばされて水煙となり、視界は悪くなる。』

以上の情報の個人的な感想としては、どのように対応すれば良いのかは別のガイドが必要な感じがしました。

 

学校が休みになる警報について

最後に、学校が休みになる警報も調べてみました。

「学校の危機管理マニュアル – 文部科学省 × 学校安全」というのがありました。

 

3章6の「気象災害への対応」の、さらに「2(気象災害への学校の対応上の留意点)のところ。

「登校前の対応」については、次のように説明されています。

 

▼ 以下は、一部を抜粋したものです。

気象庁が発表する気象警報・注意報等、公共交通機関の運行状況等の情報を収集し、大雨や暴風、波浪、高潮、
大雪によって登校時の危険が予想される場合は、「臨時休業」や「始業時刻を遅らせる」等の措置を検討します。

 

 

学校が休みになるかどうかは、最終的に、それぞれの学校関係者によって判断されるということのようですね。

まとめ

気象災害によって学校が休みになるかどうかは、気象庁からの情報が中心となります。

最終的に判断するのは学校側です。

あらためて、学校の連絡体制を確認しておきましょう。

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