ケーキを作る時に使うフルーツは、缶詰でも大丈夫かなぁ?
スポンジケーキに塗るシロップに、缶詰の残り汁を使っても大丈夫かなぁ?
と思っている、最近ケーキ作りに興味を持ったあなた^^
そんな方に、ケーキ作りに缶詰フルーツを使うポイントとスポンジケーキに
塗るシロップについてお伝えしていきます(*’ω’*)
ケーキ作りで缶詰フルーツを使っても大丈夫?
ケーキ作りで缶詰フルーツを使っているのを紹介している人は、想像していた
以上にいらっしゃいました。
レシピサイトやSNSをチェックしていると、きれいにデコレーションしたものを
アップしている人も見られます。
心配なのは、水分が多くてクリームがベチョベチョにならないか?
ということだと思います。
これについては、次に「缶詰フルーツを使う場合の水分の処理方法」で
お伝えしていきます。
缶詰フルーツを使う場合の水分の処理方法
それでは、缶詰フルーツを使う場合の水分の処理方法について、
簡単な手順をお伝えします。
(2)ポタポタと、滴り落ちなくなるくらいにします。
(3)クッキングペーパーの上に、5分間を目安にして置いておきます。
水分を切りすぎるとフルーツの実が崩れたり風味が落ちたりしてしまうので、
ほどほどにするほうがデコレーションに適しています。
その時間の目安が5分です。
これを基準にして、何度か試して自分のタイミングをつかんでください。
缶詰の汁を使ってシロップも一緒に作れる?
ここでは、「シロップを塗る必要性」「缶詰の汁をケーキのシロップに使う場合」
の順番でお伝えしていきます。
– シロップを塗る必要性
なぜ、スポンジケーキにシロップを塗るのか? その理由について、パティシィエ
やスイーツインストラクターの人たちのお話を参考にさせていただきます。
* スポンジケーキにシロップを塗る理由
まず、シロップを塗ることによって、スポンジケーキのパサパサ感をなくす役割が
あります。これは食感の問題ですね。
もう1つは、ケーキをカットした時に形が崩れてしまわないようにするためです。
ケーキがずれたようになってしまうのは、スポンジケーキとクリームが密着して
いないからなんです。
崩れるのを防止する役割から考えると、クリームをナッペする(塗る)すべての
面にシロップを塗るのがポイントになります。
フランスのケーキと日本のケーキの違い
スポンジケーキの食感について、フランスでケーキ作りをされてきたパティシィエ
さんのお話がありました。
フランスの方たちと日本人では、食感の好みが違うようです。
フランスでは、わざとパサパサにスポンジケーキを焼いていたそうです。
シロップを塗ることを前提にしてスポンジケーキを焼いて、シロップを塗ることで、
ちょうどいい食感になるようにしていたのだそうです。
それに比べて、日本のスポンジケーキはしっとりと食感に焼くので、シロップを
べったり塗ると、おいしくないケーキになってしまうことがあるというお話でした。
フランスのケーキと日本のケーキの違いから考えると、しっとりとしたケーキの場合、
シロップはスポンジケーキとクリームを密着させる程度に塗るというのがポイントに
なります。
– 缶詰の汁をケーキのシロップに使う場合
使えるか?使えないのか? ということでは、味の問題では心配はありません。
そのまま塗ると甘すぎるという人は、水で割って塗っています。
配分については、本来のシロップのレシピの割合でもパティシエ独自の配分が
ありますので食べる人の舌次第です。
大人の味にしたい場合は、ラム酒、キルシュ、コアントローなどのお酒を混ぜる
方法もあります。
先ほどのお話しにあった日本のスポンジケーキのように、しっとりした食感の
スポンジケーキの場合は、無理をして缶詰の汁をシロップに使って塗る必要は
ありません。
最後に、ケーキに塗るシロップの基本的な作り方の動画をアップしておきます。
この程度なんだという意味合いも含めて参考にしてください。
まとめ
ポイントをおさらいしておきますね。
缶詰フルーツを使う場合は、ざるとクッキングペーパーで水切りをする。
缶詰の汁をケーキのシロップに使う場合は、自分の好みに合わせて水で割る。
ただし、しっとりしたスポンジケーキの場合は塗らないほうが好ましい。
それでは、ケーキ作りを楽しんでくださいね^^
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