バームクーヘンは、森の妖精の作ったお菓子とも呼ばれ、幸せを運ぶというお話もあります。
日本でも、バームクーヘンは幸福の象徴のお菓子として、贈り物に選ばれることが多いです。
今回は、バームクーヘンの意味にまつわるお話をしていきます。
それでは順にみていきましょう!
バームクーヘンの意味が分かると怖い話
バームクーヘンの発祥の地はドイツであることは有名です。
そのドイツでの名前の由来から考えると、バームが木を意味し、クーヘンがケーキを意味します。
バームクーヘンの断面は年輪のように見えるので、木のケーキを意味となるバームクーヘンと呼ばれるようになったのだと考えられています。
幸福の象徴とされるのは、年輪には幸せを重ねていくという意味があるからとのことです。
では次の文章を読んでください。
▼ 引用
昨日は海に足を運んだ
今日は山に足を運んだ
明日はどこへ行こうかと俺は頭を抱えた
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これはどこが怖い意味になると思いますか?
「足を運んだ」は、「海に行った!」「山に行った!」という意味ではないのです。
事件なんです。
片足ずつ運んだのです。(隠すために)
最後に、頭を抱えたのです。
運ぶために、自分腕に・・・。
という具合に、ホラーのような、言葉遊びのようなショートショートがネットで広まっています。
たこ焼きの話では、お店の人に「たこが入っていない」とクレームをしたら、「お客様、それは大きなゴカイです」と言われた!
これは、クレーム対応のために「誤解です」と言ったのではなく、「ゴカイ」と言ったのです。
魚釣りのエサにする「ゴカイ」です。
大きなゴカイがたこ焼きの中に入っていた!という気持ちの悪い話です。
それでは、バームクーヘンの意味が分かると怖い話です。
次の文章を読んでみてください。
▼ 引用
俺、菓子を製造する会社勤めてるんだ。
そんなに有名じゃないけどバームクーヘンは1度くらい食べたことある人は多いと思う。
社長は人助けとかそういうの好きでよく募金とかしてるんさ。
ある日、社長がテレビで食料や水が不足しているアフリカのとある国の特集を見て、「ここの人たちにわが社のお菓子をあげよう!」という企画を立てた。
1か月後に、社長と数名の社員(俺含めて)がその国のとある村に行ったんさ。
その村は本当に食料とか水が不足してて、痩せてる人が多かった。
でも、その村の子供たちはすごく元気で、持っていったボールでサッカーとかして遊んだ。(ボールを提供して、いっしょに遊んであげたということのようです)
そんなこんなで時間が過ぎて、別れの時間がやってきた。
その村を出発する際に子供たちに、わが社特製のバウムクーヘンをあげた。
子供たちはとても喜んでいて、自分たちも嬉しかった。
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これはどこが怖い意味になると思いますか?ホラー的な話ではないようです。
正解だと思われる答えは、水不足の国の子供たちにバームクーヘンだけをプレゼントするのは酷だという話として解釈する人が多いためのようです。
バームクーヘンエンドって何?
どうやら、ハッピーエンドではない物語の終わり方のようです。
周囲も認めるカップル。
あるいは、仲の良い男女。
しかし、女性のほうが他の男性と結婚。
残される形になった男性は、ずっと仲の良かった女性のために披露宴でエア顔のスピーチ。
ピエロのようになった男性は、家に帰って1人で「引き出物のバームクーヘン」を食べるというバームクーヘンエンド。
これを結ばれない主人公とヒロインのストーリーに当てはめて、分析したり分類したりしているようです。
バームクーヘンの意味!プレゼントやホワイトデーは?
バームクーヘンの年輪を見て、日本人は「歳を重ねる」「長寿」「成長する」「繁栄」「長いおつきあい」などの意味に発想しました。
さまざまなシーンで、バームクーヘンは贈り物になります。
たとえば、結婚式では「ふたりで歳を重ねてほしい」という思いが込められることがあります。
敬老の日では「長寿」を願います。
子供の入学祝いでは、「成長してほしい」という祈りが込められます。
ホワイトデーはどうでしょうか?
バームクーヘンは生地をいくつも巻いて作ることから「幸せがいくつも重なって大きくなりますように」という意味を込めることができます。
まとめ
バームクーヘンの意味が分かると怖い話は、水不足の国の子供たちにバームクーヘンだけをプレゼントするのは酷だという話として解釈する人が多いという事でした。
水分がないとバームクーヘンは食べにくだろう!というわけです。
愛の押し売りというか、自己満足でプレゼントしてるんじゃないよ!と怒り気味の人もいます。
私はおいしいバームクーヘンもらえるだけでうれしいですけどね…。
解釈の仕方は人それぞれですね。
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