チーズは栄養があるから、お子さんに食べさせてあげたいなぁと思う食材の1つですね。
風味もあるので離乳食にも取り入れたくなります。
でも、塩分や脂肪分は心配ですね。
今回は、「離乳食にスライスチーズの市販品はいつからOKなのか?」「スライスチーズのおすすめ品」「スライスチーズの離乳食レシピ」についてお伝えします。
離乳食にスライスチーズの市販品はいつからOK?
はじめに、チーズの説明から入りますね。
— 塩分が高いチーズは注意!
脂肪分や塩分は、離乳食を始めたばかりの赤ちゃんには負担となってしまいます。
脂肪分と塩分の量は、チーズの種類によって違います。
スライスチーズは脂肪分や塩分が高いので、離乳食の初期には食べさせないほうが良いです。
— スライスチーズはプロセスチーズ!
スライスチーズは、いわゆるプロセスチーズの1つです。
プロセスチーズは、「ナチュラルチーズ」に乳化剤などを加えて加熱して溶かし、再び成形したものです。
加熱処理によって乳酸菌は死滅しているので、ナチュラルチーズに比べて保存性が高くなっています。
乳化剤は大丈夫?
乳化剤は、安全が認められている添加物です。
チーズを溶かすと油分が多くでるため、全体をなじませるために使用されています。
スライスチーズはいつからOK?
スライスチーズは脂肪分や塩分を多く含むため、離乳食後期から少量ずつにしたほうが良いです。
とろけないスライスチーズは、離乳食の後期あたりから。
とろけるスライスチーズは、1歳(完了期あたり)から。
とろけるスライスチーズは、とろけさせたあと、冷めると硬くなって食べにくくなるというのが理由で、1歳(完了期あたり)からのほうが良いでしょうという見解です。
離乳食に使うならスライスチーズのおすすめ品は?
スライスチーズを離乳食後期から使うにしても、塩分の高いのは気になりますよね。
最近は、健康志向から「減塩タイプのスライスチーズ」が販売されています。
おすすめは、次の2つ!
イオンのプライベートブランド「トップバリュ(TOPVALU)」から発売されている「塩分25%カット とろけるスライスチーズ」
「雪印 減塩 スライスチーズ」(塩分20%カット)
どちらも、おいしさの評判は高いです。
離乳食後期に食べさせたいスライスチーズを使ったレシピ
ピザトーストにして食べさせてあげたい場合
離乳食後期にピザトーストを食べさせてあげたい場合は、赤ちゃんの口の大きさを考えて食パンをカットすることがポイントです。
食パンの耳は、ママが食べてあげてください。
食パンのカットは、1センチ角にするか、細いスティック状にすると、赤ちゃんも食べやすくなります。
トッピングには、「離乳食専用しらす」「ツナ」「青のり」などが使えます。
ツナは、ザルや茶こしに使う分を入れて、お湯を回しかけて塩分と油分を取り除いてから使ってください。
トーストにしなくても、ミニサンドイッチにしてもOKです。
フルーツグラタン風にする場合
フルーツグラタン風にする場合は、輪切りにしたバナナに、りんご(すりおろし)をかけて、スライスチーズをかぶせます。
トースターで3分ほど加熱。冷ましてから、食べさせてあげてくださいね。
鶏ひき肉を使ったチーズハンバーグ
にんじん、ピーマンなどの野菜をみじん切りにして、電子レンジで加熱しておきます。
フライパンで軽く炒めてもOK。
ハンバーグのタネには、しめじや「離乳食専用しらす」を混ぜてもOKです。
小麦粉と牛乳を使ってハンバーグの形を整えます。
ハンバーグが焼き上がってから、とろけるスライスチーズを乗せてください。
まとめ
食べてもOKな時期の目安は、「とろけないスライスチーズは、離乳食の後期あたりから」「とろけるスライスチーズは、1歳(完了期あたり)から」です。商品では、「減塩タイプのスライスチーズ」がおすすめです。
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