お下がりと言えば、上のお子さんから、下のお子さんへのものもあれば、ママ友からいただく、ものもありますね。
でも、その「お下がり」に名前が書いてあると、どうしても消したくなります。
素材的に消えないのではないかと思うものでも、何とかしたいものですよね。
今回は、「お下がりの名前の消し方!靴の場合はどうする?」をメインにお伝えします。
その他、体育館シューズ、服のタグ、カバンに書いてある名前を消す方法もまとめしたので、どうぞ参考にしてください。
お下がりの名前の消し方!靴の場合はどうする?
名前を書くときに使われるペンは、油性ですよね。
それを消すには何を使うのか、靴であれば、靴の素材、あるいは名前を書いてある場所によって変わってきます。
ツルツルしている合皮のようなところと、かかと(靴底)の硬いゴムのところは、除光液で消す方法が口コミで普及しています。
やり方はシンプルです。
コットンを使って、除光液を「名前を書いてあるところ」に染みこませていきます。
仕上がりとしては、うっすらと見えるかなぁという程度まで、油性マジックの文字を落とすことができます。
ちょっと残念なのは靴の合皮の色が変色してしまうことです。
にじんだ油性マジックのインクは、縫い目の糸に染み込むので、コットンを使うときに広がらないように注意してください。
ベロ部分の裏地に書いた名前は、書いてあった文字がわかってしまうほどにしか、落とすことができません。
スウェードのように起毛させてある生地は、名前の部分に除光液を垂らして、タオルを押し当てる作業(タオルに油性インクを移す)を繰り返します。
仕上げで、砂ズリ消しゴムでこすって文字をさらに薄くします。
生地が傷まないように、力を入れずにこすってくださいね。
除光液を使うので、ものによっては変色してしまいます。
試しながら、少しずつ消していくようにしましょう。
体育館シューズに書いてある名前を消す方法
体育館シューズ(上履き)に書いてある名前も、除光液を使って消します。
油性マジックのインクを落とすには、除光液のエタノールが有効なのです。
ですから、エタノール消毒液や無水エタノールも使えます。
体育館シューズ(上履き)のキャンバス生地のところでも、足の甲にかかるゴムのところも、消す方法は同じです。
名前の部分に除光液を垂らして、タオルを押し当てる作業を繰り返します。
方法は同じなのですが、仕上がりの結果の違いは微妙です。
足の甲にかかるゴムのところは、多少インクが残ってしまいます。
体育館シューズ(上履き)は、学校で使うものなので、お子さんが気にならない程度に落とせない場合は、新しいシューズを用意することも考えてあげてください。
服のタグに書いてある名前を消す方法
服のタグは小さいので、コットンよりもティッシュを使うほうが落としやすいです。
除光液を染み込ませたティッシュではさむようにして、軽くタグをもんでみてください。
油性マジックの名前も、タグの文字も薄くなっていきます。
除光液が衣類の生地に付着しないように、気をつけてくださいね。
カバンの名前の消し方
幼稚園や保育園で使われるカバンであるなら、ビニール素材のものが多いです。
ビニール素材なら、わりと簡単に名前を消すことができます。
変色しないように注意したい場合は、除光液よりも無水エタノールを使うほうが無難です。
スプレーボトルを使って吹きかけたあと、油性インクが浮き上がってきます。
そのあと、タオル(捨てても良いもの)で拭き取ってください。
同じような効果で、100均で売っている「落書き消しスプレー」も使えます。
まとめ
油性マジックで書いた名前を消すには、除光液、消毒用エタノール、無水エタノールが有効です。
にじんで広がらないようにしたい場合、できるだけ靴の生地が変色しないようにしたい場合は、無水エタノールが無難です。
コットンやティッシュ、布などを使って、落としてみてください。
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