健康に良い!腸活に良い!菌活!免疫力アップ!としながら、発酵食品を推す人が増えています。
発酵食品をベースにした椀物としては、昔からの食文化として粕汁は愛されてきました。
最近は鍋料理に発酵食品を使うレシピが広まり、「発酵鍋」として定番になりつつあります。
たとえば、「甘酒しゃぶしゃぶ」「ヨーグルト味噌だれ」「梅だれの鍋」など。
今回取り上げるのは、発酵トマトチーズ鍋。
健康効果と作り方についてお伝えします。
発酵トマトチーズ鍋が活性酸素の働きを抑えてくれるってホント?
発酵食品を鍋にするから効果がアップするのかどうかは、科学的な成分分析については素人判断では何とも言えません。
わざわざ鍋にしなくても、そのまま食べればいいんじゃない?という人もいますよね。
発酵食品と活性酸素を抑える効果
これについて調べてみると、発酵食品は保存食なので「酸化しにくい」食品、「抗酸化力」のパワーを持っているというこになるとのことです。
つきつめて考えると、発酵食品のポイントは「酵素」になります。
人間はもともと活性酸素を除去する酵素を持っているそうです。
さらに、加齢とともに酵素を合成する力も衰えてくると言われています。
考え方しては、「酵素」を取り入れることで、活性酸素の働きを抑えてくれるのです。
そして、トマトに含まれるリコピンは、細かくして加熱調理するとなんと16倍にもなるのです。
リコピンも活性酸素を消去する働きがありますよね^^
「発酵トマトチーズ鍋」をおいしく食べて、活性酸素を上手に抑えていきましょう!
血糖値も下がる?
「血糖値も下がる」という話のポイントは、腸内環境が整うことによって、結果的に血糖値を下げる菌が繁殖しやすくなるところにあります。
腸内環境には、発酵食品と食物繊維を同時に摂るのが良いそうです。
ですから、発酵トマトチーズ鍋で「血糖値も下がる」については、鍋に入れる具材次第とも言えるという程度です。
血管年齢も若くなる?
「血管年齢も若くする」というのは、「血管の老化させない」「血管をしなやかにする」ということになります。
そこで考えられるのは、「塩分を控える」「糖分を控える」「善玉のHDLコレステロールを増やす」です。
これらの条件に当てはまることでも、発酵食品は見直されています。
「血管年齢も若くなる」というのは、「発酵トマトチーズ鍋」に限定された話ではありません。
ただし血管年齢も若くするには、食生活の全体を変える必要がありますので、その点は注意してください。
ちなみに、血管年齢測定器を無料で使えるドラッグストアもあり、購入することも可能です。
発酵トマトチーズ鍋の作り方
発酵トマトチーズ鍋は、名前の通りに発酵食品を使うのがポイントです。
キムチと白味噌の2つと、チーズはカマンベールチーズという組み合わせがベースになっています。
トマト味には、トマトジュースを使うレシピが主流です。
トマト缶、トマトケチャップ、市販のトマト鍋の素を使っても、特に問題はありません。
発酵食品として、納豆を加える人もいます。
☆材料☆
・白菜(生)
・鶏もも肉
・ささみ
・めんつゆ(ストレート)100cc
・トマトジュース(無塩)700cc
・水300cc
・白味噌 大さじ1~2。
・カマンベールチーズ
鍋の具材は、白菜漬け、白菜(生)、鶏もも肉、ささみ。
これらの4つになっています。
ヘルシー系の素材であれば、好きなものを煮込んで大丈夫です。
ベースになるスープは、「めんつゆ(ストレート)100cc」「トマトジュース(無塩)700cc」「水300cc」で作ります。
このバランスが味を整えてください。
スープを温めてから、白味噌を溶かします。
量は、大さじ1~2。
鶏モモ肉、ささみ、白菜(固いところ)を敷きつめるように入れて、その上に、キムチ、白菜漬け、白菜の葉を乗せます。
カマンベールチーズは、上の面に格子状に切り込みを入れてから、具材の中央に乗せてください。
あとは煮込むだけです。
鍋として楽しむなら、具材は何を入れてもかまいません。
発酵食品をベースにして、ヘルシー系の具材をトマトスープで煮込むのがポイントです。
まとめ
発酵トマトチーズ鍋は、健康に良いとされる食材を使った鍋です。
ただし、治療効果があるわけではありません。
家庭の鍋料理の1つに加えて、おいしく食べてくださいね^^
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