今回は、日焼け止めを塗りすぎるとダメなのか?
どれくらい塗るのがいいのか?
などの疑問と、日焼け止めの塗り方のコツについてお伝えします。
日焼け止めを塗りすぎるとダメ?
日焼止めって厚く塗ったほうが効果があるんじゃない?と思ってしまうのですが、実際は、あまり塗りすぎもよくないないという意見も。
日焼け止めを塗りすぎるとあまり良くない理由は、日光を避けることによって、ビタミンDが不足になるからです。
ビタミンD不足になるとカルシウムの吸収が低下して、その結果、骨軟化症、骨粗鬆症になりやすいという心配があるということです。
日光浴がすすめられている!
ビタミンDは日光浴により皮膚でも作られることから、夏なら木陰で30分、冬なら手や顔に1時間程度、日光浴がすすめられています。
ネット上のトピックでよく見かけるのは、『血中のビタミンD濃度が高い人は癌(がん)になりにくいという研究論文が発表された』というもの。
これと、「日焼け止めを塗りすぎるとダメ」という見解を結びつけています。
個人的な見解になりますが、ビタミンDは食事で摂ることができます。
食事やサプリメントで補っていれば、のビタミンD不足でガンに直結というのはないでしょう。
紫外線を浴びすぎると、皮膚がんになるという話もあるので、どちらがどうとも言えないですよね。
紫外線を避けるために部屋にこもりすぎると運動不足にはなるので、散歩をする時間はあったほうが良いのでしょう。
ビタミンD不足が心配であるなら、食事でしっかりと撮ってください。
運動不足が心配なら、日焼け止めを塗って散歩をしましょう。
ビタミンDを摂れる食材は以下の通りです。
* 卵黄
* 魚類(サケ、サンマ、イワシ、カツオ、マグロ、カジキ、ブリ、サバなど)
* きのこ類(キクラゲ、干し椎茸など)
調べてみたら、鮭(サケ)100gあたり、ビタミンB12は5.9μg、ビタミンDは32.0μg含まれているそうです。
切り身は80g程度とすれば、「25.6μg」。
1日の摂取目安量は、「5μg/上限量50μg」。
単純に考えると、鮭(サケ)の切り身で十分にビタミンDは摂取できますね。
ですので、私はしっかり日焼け止めは塗って、ビタミンDは食事やサプリで取れると一番いいんじゃないかな?と思います^^
日焼け止めの塗り方のコツは?
さて、日焼け止めの話に戻します。
あらためて、日焼け止めの塗り方のコツをまとめてみました。
しっかりと塗ったのに、効果がなかったということにならないための注意点は5つ。
(1)保湿してから塗る。
(2)顔、ボディ、それぞれ適量を塗る。
(3)むらなく伸ばす。
(4)焼けやすいところは、もう一度重ねづけ。
(5)2~3時間おきに塗り直す。
(1)保湿してから塗る。
乾燥した肌に日焼け止めを塗ると、日焼け止めの「伸び」が悪くなります。
化粧水や美容液で肌に潤いを与えてから、日焼け止めを塗りましょう。
(2)顔、ボディ、それぞれ適量を塗る。
顔の適量は、1か所に1円硬貨大ほど。
左右の頬・額・鼻・あごに5か所に置いてから、日焼け止めを伸ばしましょう。
首は10円硬貨大ほど。
4か所(両サイド、前後)にのせて、軽く広げてからなじませてください。
腕や脚には、たっぷりと。
日焼け止めの容器から肌へ線状に上から下まで出します。
首から肩へのライン、デコルテにも、線状にして日焼け止めを出してください。
(3)むらなく伸ばす。
塗りむらがあると、その部分だけ日焼けしてしまうので注意。
(4)焼けやすいところは、もう一度重ねづけ。
ほおや鼻など焼けやすいところは重ねづけをして、日焼け止めの効果をアップしましょう。
(5)2~3時間おきに塗り直す。
塗り直しには、日焼け止め効果のあるパウダーやBBがおすすめ。
キレイに塗り直すポイントは肌の凸凹を整えること。
ティッシュやコットンなどを使って、汗や皮脂を抑えて肌表面を平らにしてから、パウダーやBBなどで塗り直してください。
2~3時間おきに塗り直すのが理想。
NGな塗り方は?
NGな塗り方は、ポイントでお伝えします。
ベタつきや化粧崩れを気にして、薄めに塗るのはNGです。
日焼け止めの効果が出なくなってしまいます。
強くすり込まない!
トントンと塗っていくのが正解。
むらなく伸ばすときは、円を描くようにやさしく。
乾燥した肌に日焼け止めを塗らない!
皮脂分泌のバランスも悪くなるので、より肌が乾燥してしまいます。
まとめ
日焼け止めを塗りすぎることによってビタミンDが不足になるというのは心配する必要はありません。
ビタミンDを多く含む食材で、十分に補えます。
なので、塗りすぎを気にしすぎて薄く塗ってしまうと逆に効果がなくなってしまうので、適度に塗ったほうが日焼け防止にはいいですね^^
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