今回のテーマは、「ムカデが家に入ってこない方法」です。
このページでは、「侵入口になる隙間を埋める方法」「ムカデに効果がある駆除剤」「ムカデが好む環境にしない対策」をお伝えします。
[quads id=3]
ムカデが家に入ってこない方法
パテや接着剤で隙間を埋める
ムカデが家に入ってこない方法では、侵入口をふさぐというのが定番です。
どこに隙間があるのかを確認して、隙間専用の充填材(じゅうてんざい)を使ってムカデ対策をしましょう。
簡単に使える隙間専用の充填材には、「セメダイン 不乾性充てん材 すきまパテ」があります。
容量は200gのタイプと1kgのタイプがあり、カラーはホワイトとグレーのものがあります。
エアコン・水道・洗濯機などの配管の隙間を埋める場合に使ってみてください。
粘土細工のように手で作業ができるので、扱い方はむずかしくはありません。
同じセメダイン社のシリーズで、「湯沸かし器、ストーブなどの排気管(耐火)に使えるタイプ」「木のように固まる木部用」「コンクリート、モルタル、石膏ボードに使えるタイプ」などもあります。
隙間が大きい場合は?
隙間が大きい場合は、壁用のパテやコンクリートなどで隙間をふさぐことになります。
パテやコンクリートは、ホームセンターに手に入ります。
自分の手に負えないほどの隙間は、「ホームリペア(住まいの補修サービス)」を手がけている「ダスキン」のような業者に相談する方法もあります。
[quads id=1]
駆除剤をまく
家の周囲に、「ムカデ博士(駆除剤)」をまくという方法もあります。
|
「ムカデ博士10kg 20坪用」について
ムカデ博士は殺虫剤を砂(多孔性のあるもの)に混入した粒剤で、通販でも購入できる市販品の薬剤です。
乾燥すれば再び効力が出るので、雨が降るたびに散布し直さなくてもいいというのが特長です。
使い方は、次の通り。
(2)幅30センチくらいの間隔でまく。
「ムカデ博士」の商品説明から、ポイントをお伝えします。
– 「ムカデ博士」の主成分
ピレスロイド系殺虫成分ペルメトリン
ピレスロイドは 人体、ペットなどには安全な薬品として家庭用殺虫剤などに広く使用されています。
注意事項として、『安全な殺虫剤と言いましても化学品の化合物ですから、粒剤が直接皮膚に触れないように軍手などの使用をお勧めします。』とあります。
– ムカデに対する効果
「ムカデ博士」の粒剤の上を歩いたムカデは、腹部の気門から殺虫成分を吸い込んでしまいます。
「ピレスロイド系殺虫成分ペルメトリン」の効果によって、ムカデは神経が破壊されて昇天するようになっています。
– ムカデ以外にも効果がある
アリ、ヤスデ、ゲジゲジ、毛虫、フナムシなどにも効果があります。
また、魚類、両生類にも効きますので、扱いには注意してください。
家をムカデが好む環境にしない
– 湿気対策
ムカデは湿気を好むので、湿気のある「キッチン」「押入れ」「下駄箱」など、あらゆるところに置き型タイプの湿気除去剤を配置しましょう。
湿気が多い場所はゴキブリも発生しやすく、ムカデのエサになるゴキブリを増やしてしまうことになるので、湿気対策に注意を払いましょう。
– ムカデのエサになるもの
通常、ムカデ草むらや石垣の中、落葉や石や植木鉢の下などに潜んでいます。
しかし、エサを求めて屋内に侵入することもあります。
ムカデは捕食性で、エサとなるのは生きている小さな昆虫です。
ムカデが大好物にしている虫の一つがゴキブリです。
ムカデは、虫以外のものも食べるそうです。
キッチンにある食べ物は、たいていムカデは食べてしまうとのことです。
食べこぼしをそのままにしないで、家の中は清潔にしておくことが一番の対策とも言えますね。
まとめ
「ムカデが家に入ってこない方法」として、このページでは、「侵入口になる隙間を埋める方法」「ムカデに効果がある駆除剤」「ムカデが好む環境にしない対策」をお伝えしました。
できそうなことから、お試しください。
コメント