日焼け止めを塗らずに外出して、陽射しが強くなってから後悔することもあり、日焼け止めって、あとから塗っても効果があるんだろうかと、もんもんとすることもあります。
今回のテーマは、日焼け止めを塗るのはあとからでもOKかどうか。
塗り忘れをしやすい場所・パーツ、日焼けのアフターケアについてもお伝えします。
日焼け止めを塗るのはあとからでもOK?
日焼け止めは、スキンケア商品のように、日々の肌対策として使うものではありません。
有効成分によって、肌に何らかの効果をもたらすものではないというわけです。
日焼け止めの大きな役割としては、バリアとなって肌を守ってくれるところにあります。
あとから塗っても効果はないです。
この場合の意味は、成分によって日焼けを解消するものではないということです。
これからの効果として、それ以上は日焼けしないようにするための防止効果はあります。
ただし、すでに肌がヒリヒリする状態になっている場合や、赤くなっている状態の場合は、日焼けのケアを優先してください。
日焼け止めは、外出前に塗るのがベストです。
塗り忘れが多い場所は?
日焼け止めを塗ったつもりになっている。
日焼止けめを塗りそびれている。
塗り忘れが多い場所・パーツについて、チェックしてみました。
◎ 耳に日焼け止めを塗り忘れるケース
普段は耳が隠れているヘアスタイルだと、耳に日焼け止めを塗りことも意識していないかもしれません。
季節を意識して耳かけのヘアスタイルやアップスタイルにしたときに、日焼けしやすくなるので注意しましょう。
◎ 首、デコルテから肩
夏になると、肌を露出するファッションが多くなります。
ですから気をつけてはいるはず。
それでも油断は大敵。
顔に念入りに日焼け止めを塗ったあと、手を抜いてしまいがちになるのは、首、デコルテから肩。
うっかり日焼けを防ぐには、外出先での塗り直しも意識しましょう。
◎ 袖口から先には要注意
長袖で日焼け対策をするのに、袖口から先は日焼け止めを塗らないことが多いです。
手首、手の甲にも塗っておきましょう。
サンダル履きの外出が多い人は、足首、足の甲にも日焼け止めを塗ることをおすすめします。
◎ 手が届きにくいところ
背中(デコルテの背面)も、ファッション次第では、気を付けなけなければいけないポイントです。
◎ 気持ちが行き届かないところ
腕の裏側、脚の裏側。
◎ 盲点になりやすいところ
髪の分け目の頭皮。
日焼け止めの選び方
日焼け止めの選び方の知識として、「SPF」と「PA」「+」という表示について、確認しておきましょう。
「SPF」は、UV?B(肌に炎症を起こさせる紫外線)に対する防止効果を示すもの。
数値が大きいほど防止力は高いです。
「PA」と「+」について。
「PA」は、UV-A(肌をすぐに黒くする紫外線)に対する防止効果を示すもの。
「+」は、「+」が多くついているほど防止力が高まります。
表示は4段階、「PA+」~「PA++++」。
強さで選ぶ目安
散歩や買い物程度しか外出しない人は、 「SPF10~20、PA++」を基準にしてください。
屋外でのスポーツやレジャーなどのアウトドア派は、「SPF30以上、PA+++」。
炎天下のマリンスポーツには、「SPF50以上、PA++++」程度は必要です。
タイプ別の目安
ジェルタイプの日焼止めは、肌への負担が少なく、肌に浸透しやすいです。
ミルクタイプの日焼け止めクリームは、保湿力・防水性が高く、化粧下地としても利用可能。
ミストは、メイクの上からでもシュッと軽くつけられます。
クリームでは直接塗りにくい場所には、スプレータイプがおすすめ。
パウダータイプは低刺激のものが多く、肌が弱い人におすすめ。
シートタイプは、汗ばむ体にもササッと使えます。
塗り忘れで日焼けしてしまった後のアフターケア
日焼けしたら、72時間以内のアフターケアを心がけてください。
まずは冷やす!
濡らしたタオルや保冷パック、顔冷却マスクなどを使って、日焼けしたところをしっかりと冷やす。
赤みが落ち着くまでは、翌日も冷却は続けましょう。
肌の赤みが落ち着いたら、保湿ケアの徹底。
以上の72時間以内のアフターケアで、日焼けした肌を落ち着かせてください。
気なる人は、つづけて美白ケアをするなどしてください。
日焼け止めあとからでも大丈夫?まとめ
日焼け止めは、外出前に塗るのがベストです。
早めに気づいた場合は、あとから塗ってもOK。
塗り忘れで肌が赤くなっている状態の場合は、日焼けのケアを優先してください。
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