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昆布は危険⁉量にも関係あるの?知っておくべき対策方法紹介

暮らしと生活

昆布は健康食品として有名です。

 

アルカリ食品で、低カロリー、
食物繊維豊富などなど。
色々な効能が言われています。
そんな昆布ですが、食べすぎると
逆に体に良くないものになってしまいます。

 

どうして昆布を食べすぎるといけないのでしょうか?
今回は健康食品の王様、昆布に隠された危険性について
調べてみましょう。

 


食べ過ぎると危険な量がある?

 

昆布に限らずほとんどすべての食品は
食べすぎると体に良くありません。

 

でも、昆布はどちらかというと
簡単に危険な量に達してしまいます。

 

それは我々日本人の魚介類の摂取量と関係があります。
昆布にはヨウ素が多く含まれていて、
ヨウ素は取りすぎると甲状腺に良くありません。

 

世界的にはヨウ素の摂取不足が問題になっています。
でも、日本ではまったく心配することはありません。
日本人は欧米人に比べて海苔、昆布などの海藻をよく食べます。
そして海藻にはヨウ素が多く含まれるのです。

 

日本人の一日のヨウ素摂取上限は3mgと言われています。
それ以上摂ると体に影響があるかもしれません。
ヨウ素3mgは乾燥昆布2gに相当します。
結構簡単に取れてしまうと思いませんか?

 

例えば、昆布出汁を長年飲みすぎて
甲状腺に異常をきたした人の報告がありました。
その人の取っていた昆布出汁の量はどれくらいなのでしょうか?

 

例えば、6gの昆布から200mLの出汁を取って味噌汁を作ります。
それを1日3食毎日全量飲むとこの人と同じ摂取量になります。
どうですか?

 

「少し飲みすぎじゃない?」

 

程度で無理な量ではないです。
以上のことから昆布を毎日食べるなら乾燥状態で2gまでにするべきです。

 

身体に良いと危険は裏表一体!?

 

昆布は食物繊維が豊富で、便秘解消に良いと言われています。
これは良い面です。

 

一方で、昆布は消化が悪い食べ物とも言われています。
さらに、糖質も多く含まれていて食べすぎると太ると言われています。
また、昆布は腸の働きを活発にします。これは良い面です。

 

しかし、食べすぎると腸の働きが活発になりすぎて下痢になります。
また、昆布は塩分を多く含んでいるので、
食べすぎると塩の摂りすぎになります。

 

塩昆布や昆布の佃煮などにはさらに塩分が添加されます。
以上は軽微な体の不調くらいで済むかもしれません。
昆布にはもっと大きな危険があるのです。

 

先にもご紹介したとおり、ヨウ素です。
昆布にはヨウ素が多く含まれています。
ヨウ素を多く摂りすぎると、
甲状腺機能低下症という病気になります。

 

 

 

 

 

 

 

健康な人は問題ないのですが、
甲状腺に少し炎症がある人などは注意が必要です。
昆布を食べすぎて甲状腺機能が低下するとだるい、
寒がり、便秘、むくみなどが起こります。

 

昆布を危険なく美味しく食べるには?

 

それでは、昆布を危険なく食べるにはどうしたら良いでしょうか?
既に述べたように、確かに昆布は体に良いです。

 

しかし、薬と同じように、摂りすぎると副作用があります。
昆布は特に他の食品に比べ、この悪い作用が出やすいようです。

 

つまり、少し食べすぎただけで健康に害になる可能性があるのです。
毎日食べることはお勧めしません

 

例えば既に6gの乾燥昆布から取った出汁を
毎日飲んだ人が甲状腺機能以上になった、
と書きましたが、これは大きさで言うと9cm×15cmくらいです。
これを毎日食べ続けると体に良くないということです。

 

もちろん、個人差がありますので、
誰でも体調を崩すわけではないです。
悪影響が出る人のほうが少ないかもしれません。
しかし、万全を喫して控えておくことに間違いはありません。

 

食べる量は週2回くらいが良いかもしれませんね。
また、食べる際にはそのまま食べないほうが良いです。
ゴイトロゲンと呼ばれる化学物質は、
ヨウ素の吸収を阻害する働きがあります。
大豆に多く含まれるイソフラボンもその一種です。
なので、大豆と昆布を一緒に食べると良いです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

大豆と昆布を出汁しょうゆで似たものなどは最適でしょう。
フジッコ煮という商品名で売られているものもありますね。
あと、ヨウ素に限って言えば、水に溶けやすい物質です。

 

なので、昆布を水で煮て、煮汁を捨てて、昆布だけを料理に使うと良いです。

 

まとめ

 

如何でしたでしょうか?

 

昆布は確かに体に良い健康食品です。
でも食べすぎると下痢、肥満、甲状腺機能異常などの原因になります。
何事も、過ぎたるは及ばざるがごとしです。

 

体に良いからと言って食べ過ぎず、
食べるときも調理法を工夫して安全に食べましょう。

 

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