張り切って手作りしても、ジューシーなハンバーグにならなくてガッカリするばかり。
中まで火が通っているかが心配でついつい焼きすぎてしまうと、固いハンバーグになります。
今回の話題は、失敗しやすい手作りハンバーグ。
うまくできなかったときに固いハンバーグをリメイクする方法は?
失敗しないためのコツは?についてお伝えします。
いっしょに、ハンバーグの作り方のコツを勉強しましょう。
固いハンバーグをリメイクする方法は?
固いハンバーグをリメイクするには、別の料理にしてしまうのが簡単です。
煮込みハンバーグのように、「スープ系」に使えば、おいしく食べることができます。
その他、シチューやカレー、グラタンなどに、リメイクアレンジして使うのはいかがでしょうか。
手作りハンバーグを失敗しないためには?
◎ 火の通りの見極め!
中身がジューシーなハンバーグに仕上げるには、火の通りの見極めを覚えておきましょう。
ハンバーグを箸でギュッと押します。(ハンバーグの中央に竹串を刺しても良い)
そのときに出てくる油の色がポイント。
透明な油が出てくればOK。
白い油が出てくると、再びフタをして1~2分追加で蒸し焼きをします。
この最後の仕上げまでの手順も、おさらいしておきましょう。
◎ 下ごしらえの玉ネギ!4通りの方法
(1)玉ネギをあめ色に炒めるメリット
玉ネギをあめ色に炒めるメリットは、玉ネギの甘みやコクを味わえるところにあります。
ジューシーなハンバーグにするためには、粗熱を取ってから、ひき肉と合わせてください。
熱で肉が温まってしまうと、固いハンバーグになりやすいので注意!
(2)玉ネギを電子レンジ加熱する方法のメリット
玉ネギを電子レンジ加熱する方法のメリットは、ズバリ時短できることです。
加熱時間は、好みの熱の通り方で選んでください。
ひき肉と合わせるときは、しっかりと粗熱を取りましょう。
(3)みじん切りを生のまま混ぜる方法
生のまま混ぜる方法は玉ネギのシャキシャキ感をいかしたハンバーグになります。
(4)玉ネギをすりおろして混ぜるメリット
ジューシーで柔らかいハンバーグに仕上げたい人は、玉ネギをすりおろして生で混ぜる方法がおすすめです。
ひき肉を塩だけで先にこねておいて、卵、パン粉、こしょう、玉ねぎのすりおろしを加えていきます。
粘りが出るまで練り混ぜてから、ハンバーグの形を作ってください。
「塩だけで先にこねておく」「粘りが出るまで練る」は、ジューシーで柔らかいハンバーグにするためのポイントになります。
量(ハンバーグ2個分)の目安
・「卵:1個」
・「パン粉:1/2カップ」
・「塩:小さじ1/4」
・「こしょう:少々」に対して、「玉ネギ:小1/2個」
◎ こねるときのポイントは肉汁の保水
こねるときに肉汁が保水されていると、ジューシーに仕上がります。
それで、粉ゼラチンや氷を使う裏技があるわけです。
通常は塩だけでOK。
他の材料を加える前に「塩だけ」を混ぜておくことで、肉汁が保水されます。
◎ 手の熱や玉ネギの粗熱によって、肉の脂が溶けるとダメ!
こねすぎがダメと言われるのは、手の熱で肉の脂が溶けるからです。
こねるときに、肉の脂が溶けると固いハンバーグになってしまいます。
回避のコツ
* 手を冷水で洗って冷やしておく。
* ボウルの下に氷水をあてて冷やしながらこねる。
◎ 空気抜きのポイント
空気が入っていると、ハンバーグを焼いている時に崩れやすいので注意しましょう。
右に!左に!手の中で軽く投げるように往復させて、空気を抜いてください。
◎ へこみ(くぼみ)を入れる理由
へこみを作らなかった場合は、ハンバーグの中央が盛り上がってしまいます。
へこみ(くぼみ)を入れておくと、肉を焼いたときの縮みを対処してくれのです。
へこみ(くぼみ)を入れる理由は、「均等に熱を通りやすくすること」「ひび割れを防止すること」です。
◎ 焼き方のポイント
フライパンを温めて油を引いたら、へこみ(くぼみ)を入れたほうを下にして並べます。
火加減は、弱めの中火。
2~3分ほどかけて、片面に焼色をつけます。
焼き色がついて裏返したら、少量の水を加えて火を弱火に!
「蒸し焼き」でハンバーグの中に火を通していきます。
7分~10分弱ほど時間をかけてください。
最初にお伝えしたように、確認で、透明な油が出てくればOK。
まとめ
こねるときは、手の熱で肉の脂が溶けないようにしましょう。
「手を冷水で洗って冷やす」
「ボウルの下に氷水をあてて冷やしながらこねる」
など工夫してください。
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