加湿器を使う時期に、加湿器の手入れをせずにいたら、ピンク色のヌメリができていた!どうすればいいの?と参ってしまうことがあります。
加湿器の形状はさまざまで、隙間が細かったりデコボコがあったりしますよね。
掃除が面倒になって怠ってしまうと、ピンクカビのようなものが発生してしまいます。
貯水タンクの中のように手が届かないところに、塩素系洗剤を使うと残留塩素が気になるので、なるべく避けたい!そうした問題の解決法を今回は探っていきます。
お伝えするのは、「加湿器のピンクカビの掃除」と「ピンクヌメリを発生しにくくする方法」「加湿器の掃除!届かないところをキレイにする方法」です。
どうぞご覧ください。
加湿器のピンクカビの掃除
加湿器のピンクカビは、厳密に言うとカビではありません。
それではピンクの汚れは何ものなのか?1つは、「セラチア菌」。
もう1つは、「ロドトルア」と言われる酵母菌の一種です。
「セラチア菌」は感染症が心配されることから、加湿器を使うことをためらう人も多いです。
は健康な人にとっては平素無害です。
しかし、免疫力が低下していると、感染症を引き起こす恐れがあるとのこと。
ですから、加湿器は清潔な状態にしておきたいわけです。
「ロドトルア」は酵母菌の一種で、増殖するのが速いことが特徴。
やっかいなのは、「ロドトルア」が黒カビの温床になってしまうことです。
加湿器の手が届かない部分で、「ロドトルア」が黒カビの温床になると、漂白するしかありません。
通常の加湿器のピンクカビの掃除には、安全性を考えて「クエン酸」を使っている人が多いです。
◎ 「クエン酸」をぬるま湯に溶かして加湿器のタンクを!
まずは、準備。
ぬるま湯3リットルに、クエン酸20g混ぜ合わせます。
濃度にすると、6%程度。
3リットル以上のぬるま湯が入るバケツや桶が必要です。
加湿器のタンクを沈めることができる深さ・大きさがあれば、何でもかまいません。
6%程度の濃度で計算して、クエン酸水(ぬるま湯)が入れる容器を準備してください。
それに加湿器のタンクを入れて、つけ置きをします。
およそ、一晩。
翌日に洗い流せば、ピンクカビ(セラチア菌やロドトルア)を落とすことができます。
洗い流すだけでは落ちないところがあれば、歯ブラシを使ってこすってみてください。
市販の洗剤としては、「パナソニック加湿器用洗剤」や「銀イオンパワー 加湿器キレイ」などがあります。
|
|
加湿器のピンクカビを発生しにくくする方法
加湿器のピンクカビを発生しにくくする方法のポイントは、「水気を残さないこと」と「乾かすこと」です。
しばらく加湿器を使わないときは、「水気を残さないこと」と「乾かすこと」を徹底してください。
加湿器を常時使っているときは、いつも新しい水に交換して、週に1度は掃除することを心がけましょう。
結局のところ、ピンクカビを発生しにくくする方法は、小まめに掃除をするのがベストです。
加湿器のタンクに水を足すときに、ピンクカビが発生していないかを確認する習慣をつけてください。
加湿器の掃除!届かないところをキレイにする方法
クエン酸による「つけ置き洗い」のあと、タンクの中を磨きたいときに、届かないところをキレイにする方法というとこでは、細長いものを使います。
歯ブラシでは届かないので、針金を使うのが妥当な方法です。
皆さんがやっているのは、針金ハンガーをほどくようにして伸ばして、長い棒に形状を変えてしまう方法です。
その先のほうに、キッチンペーパーを巻きつけて、輪ゴムで留めます。
消毒用のエタノールをちょんちょんとつけて、タンク内を掃除するというやり方になります。納得できるまで、キレイにしてください。
まとめ
貯水タンクの中のように手が届かないところに、塩素系洗剤を使うと残留塩素が気になるので、なるべく避けたい!
そんときは、クエン酸を使いましょう。
ひと晩かけて、つけ置き洗いをしてください。
仕上げとして、消毒用のエタノールで拭き上げると安心です。
届かないところは、針金ハンガーのようなものを利用しましょう。
コメント