トマトジュースを赤ちゃんの離乳食に使ったあと、残りを冷凍して、また離乳食に使えるのかなぁ?と考えるママさんは多いでしょう。
湯むきしたトマトは、細かくつぶしてから冷凍することはありますね。
今回このページでは、「離乳食にトマトジュースを冷凍して使ってもいい?」「トマトジュースを離乳食にそのまま使える?」「市販のトマトジュースの上手な使い方」をお伝えします。
トマトジュースを離乳食に使う方法をいっしょに勉強しましょう^^
離乳食にトマトジュースを冷凍して使ってもいい?
時短のための冷凍保存としては、「トマトを裏ごしして、ペースト状にしたもの」を小さじ3くらいずつ小分けして製氷皿に入れて冷凍します。
飲み切れなくて、市販のトマトジュースを凍らせるということはないですね。
飲ませてあげるなら、冷蔵保存で大丈夫です。
心配であれば、残ったドリンクのトマトジュースは大人が飲んでしまってください。
冷凍保存して使う例としては、リゾットにまぜたり、トマトスープ風にしてあげたりして、トマトの味を赤ちゃんに覚えてもらいます。
トマトジュースを離乳食にそのまま使える?
トマトの離乳食に使うタイミングの目安は、ごっくん期(生後5~6カ月)あたりからです。
トマトジュースを離乳食に使う場合は、無塩・無添加のものであれば、そのままで大丈夫です。
トマトジュースを飲ませるということであれば、赤ちゃんが離乳食のトマトに慣れてきたころくらいがおすすめです。
赤ちゃんにトマトジュースを飲ませる場合は、少量を薄めて飲ませてあげてみてください。
少量にすること、薄めることに注意する理由は塩分です。
推奨されている「離乳食期の1日の食塩摂取量」は、「11か月までは1.5g未満」「1歳から2歳までは3g未満」です。
塩分を使用しているトマトジュースは、2倍に薄めるなどしてください。
赤ちゃんの塩分の過剰摂取には注意しましょう。
飲ませ過ぎのサイン
トマトのリコピンの天然色素で、赤ちゃんの便が赤くなることがあります。
初めて見る人は誰もが、びっくりするほどです。
赤ちゃんが下痢になったり、便が赤くなったりする場合は、トマトジュースを飲ませる量は減らしてあげましょう。
市販のトマトジュースの上手な使い方
育児中のママさんたちは、市販のトマトジュースを離乳食に使っています。
レシピとしては、スープやリゾットに混ぜるパターンが多いです。
市販のトマトジュースを「トマトスープ」に利用する例は、野菜スープに混ぜる方法です。
とろみを出すために、少し片栗粉を使います。
もぐもぐ期の「離乳食」の量の割合では、野菜スープ大さじ2に対して、トマトジュース大さじ1、片栗粉小さじ1/4。
リゾットに使う場合は、みじん切りの「タマネギとにんじん」を炒めて、ご飯といっしょにトマトジュースと鶏がらスープで煮込みます。
野菜に火が通ればOK。
とろけるチーズを混ぜれば、まろやかになります。
この使い方は、離乳食後期を過ぎてからがおすすめです。
離乳食完了期のぱくぱく期なら、「チキンとキャベツのトマトジュース煮」も大丈夫です。
鶏肉はそぎ切りにして、さらに1cm幅にします。
玉ねぎとキャベツは1cm四方に、にんじんは薄切りにします。
先に、鶏肉、玉ねぎ、にんじんをバターで軽く炒めてから、キャベツとトマトジュースを加えます。
やわらかくなるまで煮込めばOK。
離乳食中期から後期に「チキンとキャベツのトマトジュース煮」を作る場合は、具材は5mm角にしてあげてください。
鶏肉はささみのほうが良いです。
仕上げに、赤ちゃんが飲み込みやすいように「水溶き片栗粉」でとろみをつけます。
まとめ
市販のトマトジュースを冷凍して使うことはありません。
残ったものは大人が飲んであげましょう。
市販のトマトジュースを離乳食にそのまま使う場合は、無塩・無添加のものにしましょう。
使用方法は、スープやリゾットに混ぜるパターンが多いです。
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