今回の話題は、「ラジオ体操はどのような運動なのか?」です。
ラジオ体操は有酸素運動になるというお話とラジオ体操で使う筋肉は400種類というお話があります。
これらの2つについて、このページでは確かめていきます。
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ラジオ体操は有酸素運動になるの?
ラジオ体操は有酸素運動になるのかどうかを明確にするために、有酸素運動の定義を調べてみました。
意外と難しい表現が使われて、じっくり読まないと、わかったような、わからないような感じになってしまいます。
できるだけ、シンプルに伝わるように整理しましたので、まずは、有酸素運動とは何かをご確認ください。
— 有酸素運動の定義
有酸素運動と呼ばれるのは、酸素を使って、筋肉を動かすエネルギーである脂肪を燃焼させる運動であるからです。
定義とし出てくる表現には、「軽~中程度の負荷を継続的にかける運動」とあります。
ちょっと難しい言葉になりますが、次のような表現もありました。
有酸素運動は、体内の糖や脂肪が酸素とともに「アデノシン三リン酸(ATP)」を作り出す運動のこと。
「アデノシン三リン酸(ATP)」は、運動中に筋肉を収縮させるためのエネルギーです。
酸素を必要とすること、脂肪を燃焼させること、ということから考えると、ダイエット向きだと言えそうですね。
参考までに、無酸素運動は筋肉を動かすためのエネルギーを酸素は使わずに作り出すことになります。
— 有酸素運動には、どのような運動があるのか?
有酸素運動の代表的なものは、水泳、ジョギング、ウォーキング、サイクリング、エアロビクスなどです。
— 有酸素運動の目的と効果について
有酸素運動の目的と効果は、2つにまとめることができます。
* 呼吸循環器系の機能の向上(持久力)
生活習慣病との関連では、次のようなことが期待されます。
* 高血糖、脂質異常、高血圧、動脈硬化などの予防
— ラジオ体操は有酸素運動になるの?
それで結局、ラジオ体操は有酸素運動になるのかどうかについては、分類上では有酸素運動になると考えられます。
実感しにくいのは、「酸素を必要とすること」「脂肪を燃焼させること」となると、それほどでもないという印象があるからでしょう。
有酸素運動の代表例として紹介されていませんので、微妙なところですね。
ただ、ラジオ体操は、ダイエット効果、自律神経の安定、免疫力のアップ、健康維持ということで見直されています。
また、無酸素運動の定義にも当てはまりません。
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ラジオ体操で使う筋肉は、400種類
ラジオ体操で使う筋肉は、400種類というお話があります。
参考までに、人間の筋肉は600種類あるそうです。
数字だけを見ると、ハードな筋トレのようなイメージですね。
ラジオ体操で使う筋肉の400種類ですが、具体的に筋肉の名前が書いてある情報は見当たりませんでした。
そこで、ラジオ体操にはジャンプの運動があるので、ジャンプで使う筋肉の種類を参考にあげておきます。
長腓骨筋、短腓骨筋、後脛骨筋、長趾屈筋、長母趾屈筋、腓腹筋、ひらめ筋、足底筋、大腿四頭筋(大腿直筋・外側広筋・中間広筋・内側広筋)、大腿筋膜張筋、大殿筋、大腿二頭筋、半腱様筋、半膜様筋、中殿筋、小殿筋などです。
また、筋力強化効果を期待するなら、ラジオ体操第一よりも第二のほうが良いと言われています。
正しくラジオ体操を実践したい方は、次のようなものを利用してください。
* 実はスゴイ!大人のラジオ体操
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* NHKテレビ体操 ~ラジオ体操 第1 / ラジオ体操 第2 /みんなの体操~
* 座ってもできる 立ってもできる ラジオ体操
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まとめ
専門家から見た場合は、ラジオ体操第一は、有酸素運動、筋トレ、ストレッチの3つの要素で構成されている運動なのです。
ラジオ体操第一は、3分15秒ほどで行うことができます。
ラジオ体操第二と合わせても、6分半くらいです。
毎日取り組む運動としては、内容も時間も効率良く行えます。
自分の好きな時間帯にラジオ体操をしたい場合、また正しく実践したい方はDVDなどを参考にしてみてください。
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