収納してあった傘から臭いがすることがあります。
生乾きの洗濯物のような悪臭です。
そこで重曹で傘の臭いがとれるんじゃないか?と気になっている方に、傘の臭いを消すをテーマにしながら、原因や対策・保管方法・普段の手入れなどについてもお伝えします。
傘の臭いは重曹で落とせる!?
傘の臭いは重曹で落とせる!?
重曹を使う場合は、つけ置き洗いになります。
ですから、重曹での臭い消しは「折りたたみ傘」向きです。
手順は以下のようになります。
(1)水1Lに対し大さじ1程度の重曹を溶かす
(2)2時間ほど「折りたたみ傘」をつけ置き。
(3)シャワー(または流水)で洗い流す。
(4)乾いたタオルで水分を拭き取る。
(5)陰干し。
折りたたみ傘以外の臭いの取り方は、次の「臭いの取り方(消し方)長い柄の傘の場合」「傘の普段の手入れ」を参考にしてください。
臭いの取り方(消し方)長い柄の傘の場合
長いタイプの傘の臭いの取り方は、「おしゃれ着用洗剤(液体) + スポンジ」がおすすめ。
特にお気に入りデザインの傘は、汚れや雨ジミを残らないようにしましょう。
液体洗剤は原液を使うのはもったいないので、適度に水で薄めてOKです。
傘の臭いがひどい場合は液体洗剤を多めにする配合で。
傘の臭いがひどくない場合は液体洗剤を少なめに配合。
薄めた液体洗剤をスポンジに染み込ませて、傘の表と裏について汚れを落としていきましょう。
水で洗い流したあとは、よく乾拭きしてくださいね。
最後に陰干しをしたら、傘の臭い取りは完了。
高級な傘の手入れは、クリーニング店に相談する手もありますよ。
傘の臭いの原因や対策について
傘の臭いの原因は、水気を残したことによるカビや雑菌の繁殖です。
したがって傘の臭いの対策は、傘に水気を残さないことに限ります。
傘の水切りの仕方は?
斜め下に傘を向けて、軽く開いたり閉じたりしながら水滴を払うのが望ましいです。
できれば傘は乾いたタオルで拭いて、陰干しをしましょう。
力強く振って水切りをすると、傘骨がゆがんでしまう心配があります。
そして、私はよくやってしまいますが、地面にトントンとして水切りをするのも、クルクル回して水を切るのも、傘にとってはよくありません。
傘のハンドルやシャフトには、衝撃を与えないようにしましょう。
臭いをつけない保管方法
傘に臭いをつけない保管方法の基本は、濡れたまま収納しないことです。
生乾きでしまい込むのもダメ。
雑菌が繁殖することによって、嫌な臭いが発生するのを防止するためには、
しっかり干してから傘を収納しましょう。
はっ水効果が高い生地の傘であれば、玄関先に15~30分ほど開いておくだけで十分です。
梅雨の時期など雨の日が多い季節は、数本の傘をローテーションすることで、傘を乾かす時間を取ることができます。
傘に臭いをつけない保管方法の効果をアップするためには、2本~3本の傘を使いまわしをしましょう。
普段の手入れ
傘の普段の手入れは、水洗いでOK。
シャワーの温水が使えるなら、バスルームで傘を広げて洗い流しましょう。
ホコリがかぶっている状態になっている場合は、はじめに、やわらかい毛のブラシまたは乾拭きで落としておいてください。
傘の汚れがひどい場合は、スポンジに薄めた液体洗剤を染み込ませて、やさしくみがいて落としてください。
水または温水で洗い流したあとは、よく乾拭きをしましょう。
陰干しをしたら、傘の普段の手入れは完了。
撥水(はっすい)スプレーは、高級品の傘には使わないほうが良いです。
変色するなどの恐れがあります。
高級な傘の手入れは、クリーニング店に相談する手もありますよ。
まとめ
傘の臭いを落とすのに重曹を使う場合は、つけ置き洗いになります。
ですから、重曹での臭い消しは「折りたたみ傘」向きです。
「長いタイプの傘」の臭いの取り方は、おしゃれ着用洗剤(液体)を水で薄めたものをスポンジに染み込ませて、傘の汚れとともに洗い流すことをおすすめします。
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