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粕汁は授乳中はOK?酒粕を妊婦が食べてしまったら?答えと見解

暮らしと生活

今回の話題は、粕汁や酒粕の影響です。

授乳中の女性や妊婦さんが飲んだり食べたりしても大丈夫か?というお話です。

 

アルコールは母乳に影響する、アルコールを妊婦は摂取しないほうが良いということから、粕汁、酒粕、甘酒の影響を心配している人が多いです。

 

このページでは、「粕汁を授乳中に飲んでも大丈夫?」と「酒粕を妊婦で食べてしまったらどうなるの?」をお伝えします。

授乳中の女性や妊婦さんの心配の声に対して手助けになれば幸いです^^

 


粕汁を授乳中に飲んでも大丈夫?

 

心配しているのは、アルコールの母乳への影響だと思われます。

ここでは、いくつかのデーターを参考に考えていきます。

 

— 酒粕・粕汁のアルコールの残留データー

これは、飲酒運転になるレベルなのか?という分析でした。

 

銘柄は伏せてありましたが、酒粕の100g中に含まれるアルコールの量が9.3gとなっていいる酒粕の場合です。

これをビールと比較した場合は、アルコール度数5.5%のビールを212ml飲んだ量と同じということで紹介されていました。

 

この酒粕を使って、粕汁にした場合は200g(粕汁お碗1杯分)中に含まれるアルコールの量は3.6g。アルコール度数5.5%のビールを82ml飲んだアルコール量と同じということでした。

 

粕汁は、だし汁を入れて、弱火で4分くらい煮たものとされていました。

 

— 授乳中のアルコールの影響は?

授乳中のアルコールの影響については、研究は続けられているようです。

最初に安心してもらうために言っておきます。

授乳中にアルコールを少しでも飲んだら大変なことになるというわけではないようです。

 

「飲み過ぎには注意しましょう」という警告はあります。

 

調べていると、アルコール摂取量が多いママほど、6~7歳になったときの非言語的推理力の点数が下がっているという研究データーがありました。

でも、10~11歳になると影響がなくなるともありました。

 

ちなみに、非言語的推理力は複数の図形から法則性を見つけて穴埋めする問題を解く力のことです。

 

母乳への影響としては、アルコールの摂取によって母乳量が少なくなってしまうと言われています。

これは、アメリカの研究による見解です。

 

その研究とは別のお話になりますが、アメリカ小児科学会が発表した「母乳と母乳育児に関する方針宣言」によると「アルコール飲料の摂取は最小限にとどめ、アルコールを摂取した場合は2時間以上の間隔をあけてから授乳する」とありました。

 

授乳中の「アルコール飲料の摂取は最小限にとどめ」に対して具体的な数値を調べてみましたが、ズバリ数字で示されているものは見当たりませんでした。

 

酒粕を妊婦で食べてしまったらどうなるの?

 

メーカーや販売元、産婦人科、栄養士のように、立場のある人は、妊婦の場合は酒粕を食べないほうが良いとアドバイスをします。

いずれも、もしもの場合のことを想定していると思われます。

 

特に産婦人科では、アルコール摂取はブレーキをかけることができない人もいるので、強めの警告をしているそうです。

少量ならOKと言ってしまうと、結局は過剰摂取になってしまう恐れがありますよね。

 

アルコールの胎児への影響で心配されているのは、胎児アルコール症候群の発症です。

 

アルコールの影響で胎児の発育が遅れる、脳の発育が不十分で言語や学習に障害を持って産まれるなどの影響があると考えられています。

 

甘酒は飲む点滴と聞いて、飲んでみたいという人は、米麹の甘酒にしてください。

米麹の甘酒は、アルコール度数は1%未満と言われています。

 

まとめ

 

今回は、粕汁や酒粕について、授乳中の女性や妊婦さんが飲んだり食べたりしても大丈夫か?というお話でした。

アルコールを我慢できないという人も、授乳中や妊娠中はできるだけ控えてください。

 

甘酒を飲む点滴として飲みたい場合は、米麹の甘酒にしましょう。

 

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