今回は、「かぼちゃが水っぽい原因」と「かぼちゃが水っぽいのを
避けるための見分け方」をお伝えします。
「かぼちゃが水っぽい原因」は、収穫時期の間違いと追熟の怠りに
あります。
このページでは、かぼちゃの正しい収穫時期と追熟させる必要性に
ついてまとめてあります。
この収穫時期の間違いと追熟の怠りの内容は、おいしいかぼちゃの
見分け方に関係してきます。
まずは、かぼちゃが水っぽい原因を理解してから、水っぽいかぼちゃ
を避ける見分け方のポイントをチェックしてください。
かぼちゃが水っぽい原因
かぼちゃをおいしく食べるには、かぼちゃの収穫時期の見極めと
その後のひと手間にポイントがあります。
おいしくないと言われるかぼちゃ、かぼちゃが水っぽい原因は、
収穫の時期を間違えたこと、そのあとの追熟を行わなかったこと
が考えられます。
プロの農家では考えにくいことです。
どちらか言うと、家庭菜園で作る場合に2つの失敗をする心配が
あります。
家庭菜園では、かぼちゃの見た目がキレイなうちに収穫してしまい
がちです。
それでは、水っぽい、熟していない、かぼちゃのままなのです。
かぼちゃの収穫の時期は、雌花が開花してから30日~50日後です。
甘くおいしいかぼちゃにするためには、収穫したあとも、2週間
くらい追熟させる必要があります。
この追熟させる方法は、キュアリングと言います。
かぼちゃが水っぽい原因は、収穫の時期が早いこと、キュアリングを
していないことの2つの失敗によるものです。
かぼちゃが水っぽいのを避けるための見分け方
どうしても私たちは、野菜を買う時には見た目のキレイなものを
手に取ろうとしてしまいます。
そのほうがおいしそうに見えてしまうからです。
実際は、野菜の場合は逆のことが多いです。
ここでは、かぼちゃが水っぽいのを避ける見分け方、つまり
熟しているかぼちゃの特徴を箇条書きにしておきます。
* ヘタ(軸)がカスカスでコルクのようになっている。
* ヘタ(軸)のまわりがへこんでいる。
* ヘタ(軸)が太い。
* 皮がかたい。
* 身がぎっしりとしていて、重い。
* 種が太い。
* 果肉は黄色ではなくオレンジ色。
先ほどの収穫時期とキュアリングに合わせてお話をします。
「ヘタ(軸)が乾いている」「へタ(軸)がカスカスでコルク
のようになっている」「ヘタ(軸)のまわりがへこんでいる」
の3つで想像がつくと思います。
おいしいかぼちゃは、へタ(軸)の見た目がキレイではないと
いうことです。
収穫したばかりでは、水分が抜けていないので、「ヘタ(軸)
が乾いている」ということはありません。
農家さんのサイトなどで実際の写真を見ると、かびちゃを収穫する
ために軸を切った時は、水分があふれるように出てきています。
この状態から、キュアリングをして、水分を少なくしていくと、
かぼちゃの糖度が上がり、甘いかぼちゃになるのです。
そして、果肉は黄色からオレンジ色になっていくというわけです。
付け加えると、いわゆる、できの悪いかぼちゃは、種がまるまると
していないそうです。
まとめ
今回は、「かぼちゃが水っぽい原因」と「かぼちゃが水っぽいのを
避けるための見分け方」をお伝えしました。
「かぼちゃが水っぽい原因」は、収穫の時期が早いこと、キュアリング
でかぼちゃを追熟させていないことの2つの失敗によるものです。
収穫したばかりのかぼちゃは水分が多いので、キュアリングによって
風乾させて、水分を少なくさせる必要があります。
期間としては、収穫してから2週間ほどキュアリングをすると、食べごろ
のかぼちゃになります。
かぼちゃの状態としては、「ヘタ(軸)が乾いている」「へタ(軸)が
カスカスでコルクのようになっている」「ヘタ(軸)のまわりがへこんで
いる」のようになるまで風乾させます。
水分を飛ばすことで、糖度の高いかぼちゃになるというわけです。
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