お盆の時期のお供え物。
地域によっても違いますが、それぞれ意味もあったり、
お供えの基本もあります。
今回は気にしてみていない所なども含めて
ご紹介したいと思います。
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お供え物はどんなものが良い?
お供え物に関しては、地域や家庭によって
違いもありますので、確認も忘れずに!!
基本的には、「ご先祖様をお迎えして供養する」
という事に変わりはありません。
お供え物も、生前好きだったものをお供えして
迎えるといいのではないでしょうか。
〇仏壇に灯すろうそくや灯り
〇お線香
〇お花
〇お菓子・果物・飲み物
などがほとんどです。
しかし、お盆のお供え物で避けた方がいい物もあります。
〇肉類や魚介類は、殺生に通じると考えられている。
〇宗教によってはお酒やコーヒー、タバコなどもふさわしくない
といわれることがあるので確認してみましょう。
お金をお供えする場合は、
・初盆で10,000円
・その後は3,000~5,000円
表に「御仏前」「御佛前」「御供物料」のどれかを書き、
仏壇に御供します。
お供えの仕方
御供え物の基本は五供(ごく)と言われるものです。
〇香(こう)
お線香の香です。「悟りの世界へ導く」とされています。
〇灯燭(とうしょく)
ろうそく等の明かりを供給するもので、線香をつける役目もあります。
*灯りを消す場合は、息を吹きかけて消すのは
仏様に失礼などと言われていますので注意しましょう。
〇花
故人の好きだったものなどを飾りましょう。
〇浄水(浄水)
毎日のお供え物です。水道水でもいいので毎回取り換えましょう。
おまいりする人の心を洗うという意味があります。
〇飲食(おんじき)
普段食べる物を一緒に供えます。
食べられる状態でお供えするのが原則です。
あまり長い時間お供えしとかないで、早めにお下げしましょう。
お供え物を用意する場合には、「のし」や「掛け紙」をつけて渡しましょう。
お供え物の掛け紙に使う水引は一度きりの意味合いで、「結び切り」を使います。
水引の色も地域によりさまざまで、
関東では黒白水引き
関西では黄白水引き
を使う所が多いです。
お供え物の表書きは、「御供」と書きます。
頂いたお供えは開封してからお供えしましょう。
間違っても箱のままお供えしないように気を付けてください。
お供えしたものがどんなものかご先祖様がわかるようにお供えしましょう。
お菓子は箱から出して、小袋の状態でお供えしてください。
果物も皮を剥いて、食べられるようにフォークを添えてお供えしましょう。
精霊馬 とは?
なすびを牛に、キュウリを馬に見立てて作られる飾りを
「精霊馬」
といいます。
精霊馬は、お盆の時期にあの世から戻ってくるご先祖様の御霊を運ぶ乗り物で、
帰ってくる時には足の速い馬にのって、
あの世に変える時には足の遅い牛の乗り、
来る時は早く、帰りはゆっくりとお帰り下さいという祈りが込められています。
精霊棚に飾った精霊馬は、感謝の気持ちをこめて土に埋めるか、
白い紙に包み清めて処分します。
まとめ
いかがでしたか?宗教の違いや、地域、家庭でも
飾り方など様々ですが、1番は気持ちよく故人をお迎えする事だと思います。
皆さんで楽しく迎えましょう^^
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