「コーヒーは体に悪い」というイメージが定着していました。
でも近ごろは「コーヒーは体に良い」という研究発表みたいなものもあります。
気になるのは、インスタントコーヒー。
コーヒー豆で飲むコーヒーとは違って、インスタントと呼ばれるくらいですから、人によっては、添加物が入っているかもしれないと思うわけです。
今回のテーマは、「インスタントコーヒーの添加物」と「インスタントコーヒーの酸化」です。
インスタントコーヒーは体に悪いのかどうか、インスタントコーヒーの酸化とはどのようなことか、健康への影響が気になっている人はどうぞご覧ください。
インスタントコーヒーに添加物は入っている?
インスタントコーヒーには、フリーズドライ、スプレードライ、アグロマートがあります。
インスタントコーヒー以外すべてのコーヒーは、和製英語でレギュラーコーヒーと呼ばれます。
これは、インスタントコーヒーと区別するために作られた名称であるとのこと。
ドリップ、 サイフォン、コーヒープレス、コーヒーメーカー、 エスプレッソマシンなどが使われます
健康に気を使うようになると、気持ちばかりではなく身体のほうも添加物には敏感になります。
自然由来のものだけを口にする生活をしていると、たまに加工食品を食べたとき、唇やまぶたが腫れぼったくなることがあるくらいです。
全日本コーヒー協会では、コーヒーは自然飲料であるとしています。
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引用
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インスタントコーヒーの原材料表示を見ると、「コーヒー豆」と「生豆生産国」しか書かれていません。
ブレンドされている場合は、原材料に使用されたコーヒー豆と生産国名は、ブレンド比率の多い順に表示されているそうです。
◎ スティックコーヒーには注意!
スティックコーヒーには、砂糖やミルクなどが入っている商品があります。
何らかの味付けがされているスティックコーヒーは、添加物が多く使われていると考えられます心配な人は、原材料の表示をチェックしてください。
◎ 添加物の表示について
使用されている食品添加物は、原則として「物質名」で記載することになっています。
ただし、一般に広く知られている名称のある添加物の場合には、物質名の代わりに「簡略名」「類別名」での記載も可能です。
例「L-アスコルビン酸ナトリウム」→「ビタミンC」
物質名に加えて用途名の記載も必要!
例「着色料(クチナシ色素)」
用途名には、「甘味料、着色料、保存料、糊料(増粘剤、安定剤、ゲル化剤)、酸化防止剤、発色剤、漂白剤、防かび剤」があります。
その他、加工食品(添加物)の詳細を知りたい人は、東京都福祉保健局の「食品衛生の窓」のページをご覧ください。
感覚として、コーヒー好きの人は「胃が痛む」「胃がもたれる」あるいは「カフェインで眠れない」という経験は少ないようです。
でも、缶コーヒーだけは飲むと気分が悪くなると言う人もいらっしゃいます。
私も缶コーヒーは飲むとぐわいが悪くなるので、コーヒーは好きですがあまり飲みません。
こちらは、添加物(防腐剤)が入っているからなのかもしれません。
どちらにしても、コーヒー豆のせいで調子が悪くなるという話ではないようです。
ただ天然由来にこだわるなら、砂糖やミルクも天然由来のものに必要がありますね。
インスタントコーヒーの酸化
コーヒーに限らず、酸化した食品は酸っぱくなり、やがて腐ってしまいます。
健康に良くないのは明らかです。
コーヒーの場合は、さらにコーヒーの香りが失われます。
味も落ちてまずくなります。
AGF®コーヒーの公式ページにある「保存方法」を見ると、レギュラーコーヒーの「開封後の保存方法は?」のところに、「酸化しやすいので、密閉して保存します。」とあります。
「インスタントコーヒーの保存は?」のほうでは、「湿気」についての注意だけになっています。
しかし、インスタントコーヒーの酸化しないということではなさそうです。
「フリーズドライ」について調べてみると、あらゆる食品企業のページで、フリーズドライ食品の品質を劣化させるのは、「吸湿」と「酸化」であることを説明されていました。
「酸化」だけを確認すると、以下のようにまとめることができます。
酸化により、栄養成分、色、香味が変化する。
成分が酸化により別の物質となる。
場合によっては健康に害をもたらす。
このような状態になるまで、インスタントコーヒーを放置した経験がないので、何とも言えないところです。
飲んでみて、いつものコーヒーの味がしない場合は、酸化しているのかもしれません。
まとめ
インスタントコーヒーに添加物は入っていません。
ただし、砂糖やミルクを含むスティックコーヒーには、添加物が入っていることが考えらます。
原材料の表示を確認してください。
酸化することについては、インスタントコーヒーも可能性はあります。
いつものコーヒーの味がしない場合は、酸化しているのかもしれません。
開封後は、早めに飲み切ったほうが良いでしょう。
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