子供が熱性けいれんを経験し、
何も知らない状態の時はとても
取り乱してしまいました。
この経験を通して、
「わかったこと」や、
「こんな症状で、落ち着いてきてからの過ごし方」
など、経験などもふまえて、
熱性けいれんの症状をお伝えします。
熱性けいれんとは!?
熱性けいれんは、生後6か月ぐらいから、6歳ぐらいの
子供に見られるけいれんです。
熱が急に上がった時になりやすく、急にけいれんしだすので、
見ている保護者はビックリして、パニックになってしまう事があります。
症状などを把握しておき、もし、子供さんがけいれんを起こしても
慌てないようにしておきましょう。
この、熱性けいれんは発熱によっておこる症状で、
38℃以上熱が上がった時は注意が必要です。
この熱性けいれんがなぜ起こるのか!?
という事は、まだはっきりとはわかっていませんが、
小さな子供さんがなる事が多いので、脳が未熟なために
起こるのではないかと言われています。
熱性けいれんは遺伝とも関係があるようで、親や兄弟に
熱性けいれんを起こしたことがある方がいれば、
起こす可能性が高まりますので、注意しましょう。
管理人の場合は、長女は熱性けいれんを起こしましたが、
次女は40℃近く出ることがあっても、発症せず、
熱に強い子なども関係があるのかなと思いました。
下の子は熱が出ても、普段とあまり変わらず
元気なことが多かったです(;’∀’)
(上の子はちなみに低体温です。)
熱性けいれんの症状
熱性けいれんの症状はさまざまで、大きく分けると
2種類に分類されます。
〇強直性けいれん
・身体が急に強張り、手足がピンと硬直する。
・白目をむいて口から泡を吹く
・息が止まる事もある
〇間代性けいれん
・バタバタと手足をばたつかせる
・あごがガクガク震える
・ぴくん、ぴくんと規則的に足や手が動く
管理人の子供は間代性けいれんでした。
5分ほどけいれんが続くことがあります。
その間、大声を出したり、子供を揺らしたりしないよう
気を付けてください。
もし、吐いてしまった場合、顔を左に向けて吐いたものが
気道に詰まらないようにしてあげてください。
その後、口や鼻に付いている嘔吐物をキレイに拭いてあげてください。
落ち着いてからの対処法
けいれんしたからと言って、ビックリして
すぐ救急車を呼ぶのではなく、5分ぐらいは
落ち着いて出来る処置をしてください。
・締め付けないように服を緩める。
・平らな場所に寝かせる。
・履いた時は顔を左に向かせて、きれいに拭く。
・けいれんが何分ほど続いたか確認する。
その後5分以上けいれんが続いたり、
けいれんがおさまっても様子がおかしい場合は
すぐに救急車を呼びましょう。
5分以内でけいれんがおさまったかたも、
念のために、病院に連絡を入れ、指示を受けましょう。
おさまったと思ったのに、またけいれんを起こす場合も
あります。こうゆう場合もすぐに救急車を呼びましょう。
単純型熱性けいれんの場合、1回で終わることがほとんどですが、
複合型熱性けいれんは、けいれんが続いたりします。
この場合は、薬などでけいれんを止める治療を行います。
管理人の子供は、1回きりのけいれんでしたが、
様子が少しおかしかったので、入院して検査すると、
菌が体の中に2種類入っていて、症状がひどくなっていたようで、
(手足口病とマイコプラズマ肺炎が合併症を起こしていました)
1週間ほど入院でした。
熱が下がると普段通り、段々元気になってくれましたよ。
まとめ
急にけいれんしだしたら取り乱すのは当たり前です。
しかし、保護者がパニックになってしまっては
適切な処置や判断が出来なくなってしまうので、
落ち着いて、1つ1つ確認してくださいね。
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