飲み会の参加するたびに試練がありますよね。
自分で吐いてしまう人もいれば、誰かを介抱しているときに巻き込まれる人もいます。
今回は、ゲロの臭い取りのお話です。
服についたり髪についたりした場合はどうするか。
想像しただけでも嫌な感じですが、飲み会の日には避けて通れないことの1つです。
最悪の事態に備えて、臭い取りの方法をチェックしておきましょう。
ゲロの臭い取り!服についたらどうする?
気分が悪くなるかもしれないので、注意しながら読んでくださいね。
臭いの種類は、2つ。
「酸っぱい臭い」と「腐っているような臭い」です。
酸っぱい臭いのほうは、「胃酸」が原因になります。
腐っているような臭いのほうは、吐き出した場所に存在している細菌(微生物)によるものです。
やつらがゲロを分解することで、生ゴミと同じ「腐敗臭」がするようになります。
このように原因がわかれば、臭い取りの方法は簡単です。
酸っぱい臭いは「胃酸」が原因ですから、アルカリ性で対抗しましょう。
というわけで、重曹が活躍してくれます。
腐敗臭は、細菌(微生物)まで取り除く必要があるので、服についた場合は「酸素系の漂白剤」を使うのが良いでしょう。
衣類には、塩素系の漂白剤は色落ちするので使えません。
それでは、臭い取りの手順を見ていきましょう。
はじめに、ぬるま湯(40度くらい)で洗い流します。
吐き出したものには、たんぱく質や油分(脂質)が含まれているので、水では落としにくいです。
お湯で洗い流してください。
それから、下洗いをします。
食器用の洗剤を使って、やさしくもみ洗い。
すすいでから、洗濯機で洗剤を使って洗います。
そのときは、他の洗濯物といっしょにしないほうが良いですよ!
そのあと、つけ置き洗いをします。
酸素系漂白剤をお湯に溶かして、30分以上つけ置き洗い。
それでも、臭いが残っていれば、さらに重曹を使ってください。
バケツいっぱいのぬるま湯と重曹50gを用意します。
これでつけ置き洗いをして、仕上げで洗濯機洗い。
ここまでやれば、臭いは取れるはずです。
酸素系漂白剤を使わないほうが良い衣類には、重曹による「つけ置き洗い」をしてください。
天然素材の衣類の場合は、重曹も変色させてしまいます。
下洗いまで済ませて、クリ-ニングに出してください。
髪についたゲロ臭いはどうする?
髪についた臭いは、シャワーで十分に洗い流してから、シャンプーで洗髪すれば落ちているはずです。
敏感になっていて、気になるだけのようですよ。
念のためにと思って、対処している様子を書き込みで見てみると、次のようなのがありました。
加齢臭対策の消臭効果のある入浴剤や香り付けしてある入浴剤を濃い目に使って、お風呂を準備して、洗面器で何度も髪をすすぐ!という人もいらっしゃいました。
タバコの臭い消しなどで、髪に使えるスプレーを使ったという人もいます。
ゲロ臭い!手はどうする?
ハンドソープで臭いが落ちていない場合は、食器用洗剤で洗ってみてください。
そのあとは、手荒れを防ぐために保湿ケアをしましょう。
食器用洗剤を使うことに抵抗がある場合は、市販品の「手指用の消毒液」を買ってきて、対処する方法もあります。
花王の「ビオレu」には、「手指の消毒液」があります。
スプレータイプの携帯用もあるので、外出先でも使いやすいですよ。
まとめ
衣類のゲロの臭い取りは、重曹や酸素系の漂白剤を使って、つけ置き洗いするのが一般的です。
変色させてしまうのが心配で、クリ-ニングに出す場合は、下洗いをしてからにしましょう。
髪についた臭いは、シャワーで十分に洗い流してから、シャンプーで洗髪すれば落ちているはずです。
気になる場合は、髪に使える消臭スプレーなどを使ってみてください。
手の臭いには、ハンドソープで手洗いしてから、さらに食器用洗剤で洗ってみてください。
保湿ケアもお忘れなく!
市販品の「手指用の消毒液」も試してみてくださいね。
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