今回は、「常にお腹へこます効果」についてお伝えします。
常にお腹をへこますエクササイズとしては、「ドローイン」と呼ばれるものになります。
このページでは、ドローインの3つの姿勢で体を引き締められるポイントをまとめました。
常にお腹へこます効果
常にお腹へこます効果には、「ぽっこりお腹が解消できる」「姿勢が良くなる」「腰痛の予防になる」「深い呼吸ができるようになる」などがあります。
常にお腹をへこますエクササイズとしては、「ドローイン」と呼ばれるものになります。
ドローインは、いつでもできるというのがメリットです。
信号待ちをしている時、レジで並んでいる時、電車の中で立ったままでも、仕事中で椅子に座ったままでも、布団の中でも、お腹をへこますことによってエクササイズをすることができます。
「ドローイン」によって鍛えられるのは、腹横筋(ふくおうきん)、横隔膜(おうかくまく)、多裂筋(たれつきん)、骨盤底筋群(こつばんていきんぐん)になります。
腹横筋は、腹筋の最深部にあるコルセットのような筋肉です。
横隔膜は、呼吸にかかわる筋肉です。
多裂筋は、背骨に沿って走る深層筋です。
背骨を安定させて正しい姿勢を維持させる働きがあります。
骨盤底筋群は、多裂筋とともに骨盤を安定させる働きをしています。
腹横筋、横隔膜、多裂筋、骨盤底筋群が鍛えられることによって、「ぽっこりお腹が解消できる」「姿勢が良くなる」「腰痛の予防になる」「深い呼吸ができるようになる」などの効果につながります。
ドローインは、体重を減少させるダイエットとしては期待できません。
身体の中心を鍛えることで、体全体を引き締めるエクササイズであると考えたほうが良いです。
ドローインの3つの姿勢で体を引き締められる
ドローインは、立った姿勢で行うドローイン、仰向けに寝て行うドローイン、座ったまま行うドローインと、3つの姿勢で体を引き締めることができます。
どのような場面でもエクササイズできるので、「常にお腹へこます効果」を得ることができるというわけです。
— 立った姿勢で行うドローインは、次のようにします。
(2)胸を張って背筋を伸ばして、手を後ろに回して腕を組みます。
(3)ゆっくり息を吐きながらお腹をへこませます。
(4)下腹部からお腹をへこませたまま、10秒~30秒キープ。
(5)元に戻します。
立ってドローインを行う時は、肩が上がってしまわないように注意してください。
— 仰向けに寝て行うドローインは、次のようになります。
(2)準備として、3回ほど腹式呼吸をします。
(3)ゆっくり息を吐きながらお腹をへこませます。
(4)お腹がへこませたら、その状態をキープしながら浅い呼吸を繰り返します。
(5)浅い呼吸を10秒~30秒したら元に戻します。
— 座ったまま行うドローインは、次の通りです。
(2)胸を張って背筋を伸ばします。
(3)ゆっくり息を吐きながらお腹をへこませます。
(4)下腹部からお腹をへこませたまま、10秒~30秒キープ。
(5)元に戻します。
ドローインで効果を上げるポイント
お腹をへこませる時のポイントは、通常のウエストよりも、ドローインをした時のウエストが7cm以下になるようにします。
息を吸ってお腹をふくらませ、風船の空気を抜いていくようにします。
お腹の横もへこませてください。
胸を張って背筋を伸ばす時には、腰が反らないようにします。
また、お腹をへこませようとして前かがみになってしまうと効果が得られません。
ドローインは、お腹をへこませるだけが目的ではなく、その状態で呼吸をすることが大事なポイントです。
呼吸を止めないように気をつけましょう。
まとめ
今回は、「常にお腹へこます効果」についてお伝えしました。
腹横筋、横隔膜、多裂筋、骨盤底筋群が鍛えられることによって、「ぽっこりお腹が解消できる」「姿勢が良くなる」「腰痛の予防になる」「深い呼吸ができるようになる」などの効果につながります。
体全体を引き締めるダイエットとして、ドローインに挑戦してみてください。
コメント